DahlerがBMW M4コンペティションをチューンした車両を公開。
ドイツの会社のようですが、ドイツらしく質実剛健、かつ見た目は地味で中身はスゴイ、というタイプのチューナーのようで、今回のM4コンペティションも派手なエアロパーツは見られないものの、出力を一気に90馬力向上させて540馬力へ(M4 GTSよりも高出力)。
そしてドイツのチューナーっぽく「ブラック」を好んで用いていますが、「ブラック」「車高ベタ落ち」「大径ホイール+超ロープロファイルタイヤ」ということろは日本の嗜好にもマッチしており、日本でもけっこう人気が出そうですね。
なおDahlerはBMWをメインにチューン/カスタムしており、さらにはさすがドイツのチューナーらしくヴィーズマン(Wiesmann)、加えてBMWつながりでミニも手掛けている模様。
BMWだとMモデルのチューンはお手のもので、M2だとステージ1(408馬力)、ステージ2(425馬力)、ステージ3(450馬力)といったプログラムがあり、ただでさえ過激なM2をさらにアグレッシブに仕立てることができそうです。
フロントバンパー、リアディフューザーにはシルバーのアクセント。
フロントウインドウにはハチマキがありますが、これも「いかにもドイツっぽい」印象がありますね。
こういったチューン/カスタムを見ていると、日本の欧州車カスタム市場というのはそのまま「ドイツ文化」が輸入されたものであるのかもしれない、と考えたりします(あまりにドイツと日本との嗜好が近く、それはカスタム黎明期にインポーターによって持ち込まれたドイツのチューニング文化がそのまま定着したものと思われる)。
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カーボンによるボディキットはレースおよび航空技術を応用しているとのことですが、基本的にウインドウとルーフ以外は全て置き換えられているようですね。
内装においてはジェット戦闘機風のヘッドアップディスプレイ装備など、そこかしこにこだわりがみられる様子。
3リッター直6エンジンは425馬力から710馬力にまで出力が向上し、0-100キロ加速は3.1秒に。
これはランボルギーニ・ウラカンより0.1秒早く、フェラーリ488GTBよりも0.1秒遅いタイム。