| 珍しいレッドのボディカラー |
BMWアブダビが5シリーズ(M550i)のカスタムカーを公開。
エンジンは4.4リッターV8を搭載し、M5には劣るものの0-100キロ加速3.9秒という俊足サルーン。
今回BMWアブダビではそのM550iにACシュニッツァー製のパーツを装着しその外観をアグレッシブに変更。
20インチサイズのホイールに始まりフロントスプリッターとスポイラー(かなり独特な形状)、リアウイング、エキゾーストシステムを装着し、サスペンションキットのインストールにて車高を25ミリほどダウン(フロントの下げ幅を大きくしているので前傾姿勢に見えてカッコイイ)。
新型5シリーズのカスタムは珍しい?
BMWアブダビはこれまでもM2やM3/M4、7シリーズのカスタムを多く披露しているものの、意外や「5シリーズのカスタム」は少ない模様。
アブダビでの需要は「コンパクトでスポーティーな」M2/3/4、もしくは「大きくてラグジュアリーな」7シリーズといった具合に二極化しているのかもしれません。
今回のM550iについて、ボディカラーは「アヴェンチュリン・レッド」、内装はホワイト。
レザーシートには特殊なステッチが入っており、BMWのカスタム部門「インディビデュアル」を通じてオーダーしたのでしょうね。
ブレーキは「スチール」のまま(カーボンセラミックではない)。
レッドのボディカラーとブルーのキャリパーとの相性がなかなか良いと思います。
リアウイングもACシュニッツァー製(カーボンファイバー)。
ドアミラーキャップはカーボンではなく金属調。
フロントスプリッターとサイドスカットルのメタリックグレーが渋い印象。
ボディサイズが大きいぶん、ホイールアーチやタイヤが相対的に小さく見えるように思いますが、これはミドルクラス以上のサルーンの「いたしかたない点」かも。