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新型BMW Z4が年末から生産開始、と発表。スープラも一緒に生産する「マグナ・シュタイヤー」って何?

2018/06/08

| 新型BMW Z4は年末に生産が開始されることが正式に発表 |

トヨタ・スープラ、BMW Z4の生産を行う予定であるオーストリアのマグナ・シュタイヤー(メルセデス・ベンツGクラスも作っている)が「2018年末より新型BMW Z4を生産する」と公的にアナウンス。
現時点ではスープラの生産がどうなるのか不明ではあるものの、プラットフォームを共有するという性質上、スープラもほぼ同時期に生産が始まると考えてよさそうですね。

気になるBMW Z4の発表日

なお、新型BMW Z4について、すでにBMWはティーザー動画を公開しており、その(オンライン上での)発表はもうじき行われると考えるのが妥当。※新型X5はティーザー動画投下から発表までが短かった
一方のスープラは沈黙を保ったままでそのスペックや発売日についても「謎」のまま。
ただしスープラ専門掲示板にて「スペックや価格」が投稿されているという状態です。

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マグナ・シュタイヤーって?

マグナ・シュタイヤーは同社のウエブサイトによると下記のように紹介されています。

マグナ・シュタイヤーは、自動車メーカー様を顧客とする、独自ブランドを表に出さない世界レベルのグローバルなエンジニアリング&製造パートナーです。私たちは、高度でフレキシブルな開発と組み立て戦略によって、幅広いサービスに対するOEMソリューションを提供しています。ドア・モジュールやルーフシステムのような個別システムから完成車両までを手がけるほか、極めて少量の生産からピークカット生産、大量生産まで、幅広く対応しています。

これを見ると生産だけではなく車両の開発も行っていることがわかりますが、メルセデス・ベンツGクラスを当初から製造していることでも知られ、その関係かメルセデス・ベンツの4WDシステム(4MATIC)も開発。
最近だとBAIC(北京汽車)との共同にてEV開発を行うとも報じられていて、やはり「メルセデス・ベンツ色」が強いとも言えそうです(BAICはメルセデス・ベンツの中国におけるパートナー)。

なおマグナ・シュタイヤーが請け負う生産においては「AMG、アストンマーティン、BMW、クライスラー、ジープ、メルセデス・ベンツ、MINI、プジョー、サーブ、スマート」といったブランドが挙げられていて、幅広い開発力と製造設備を持っているということもわかり、言うなれば「自社ブランドを持たない自動車メーカー」とも定義でき、世界的に見てもかなり珍しい例だと言えそう。
ただ、その技術力を世界にアピールするためか、過去には自社名義のコンセプトカーも発表していますね。

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