| 新型M3プロトタイプは市販モデル並みの完成度を持つ? |
BMWは新型3シリーズを発表したばかりですが、早速新型M3(G80)と思われるプロトタイプがニュルブルクリンクを走行中。
以前に目撃されたプロトタイプに比べるとカモフラージュがやや薄くなっているものの、フロントは厳重に偽装されており、まだまだそのデザインが分からない状態です。
なお、ボンネットに「ちょっとだけカモフラージュが無い」のはBMWのプロトタイプの一つの特徴でもありますね。
新型BMW M3はついに500馬力に到達か
現時点で新型M3について分かっていることは多くなく、しかし新型3シリーズ同様のCLARプラットフォームを使用していることを考えると、「軽量化とボディ剛性の向上」が達成されていることは間違いなく、相当に高いポテンシャルを持つことになりそう。
ちょっと前のウワサだと新型M3の出力は465馬力という話でしたが、最近では「500馬力」に達する可能性も指摘されており、そうなると「M3 CS」の454馬力を軽く超えることに。
さらに重量が軽くなることを考えると、ニュルブルクリンクのラップタイムにて上位に食い込む可能性もありそうです(今のところ、BMWの最高位はM4 GTSの38位)。
今回出てきたスパイフォトを見ると、新型M3のキドニーグリルは「縦スリット」。
BMWはZ4の上位モデルにて縦スリット意外のデザインを採用していますが、それはあくまでも「例外」で、「Mモデル」はこれまで同様に縦スリットのグリルを採用することになりそうですね。
サイドから見るとブルーのブレーキキャリパー、そしてドリルドローターを持つこともわかります。
マフラーエンドはM3特有の「4本出し」。
ただし、最近のBMWは美しく装飾が施されたテールパイプを持つことを考えるに、発売時にはこの「切りっぱなし」ではなく、デザイン性の高いパイプが与えられると考えるべきでしょうね。
なお、マフラーの太鼓部分はディフューザーっぽい形状を持っているように見えます。
BMWは現在「Mブランド」を活用する意向を見せており、生粋のMモデルのほかにも、「M風味」を加味した「M Sport」も展開。
さらにMモデルについては「CS」「CSL」を追加し、従来のGTSはCSLに置き換えるというプランも発表していますが、新型M3にもやはり「CS」「CSL」が追加されることになるのかもしれません。
なお、BMWはM3/M4については「軽量であるべき」と語り、新型M3においても4WDやハイブリッド化は行わない意向を示していますね。
ちなみにこちらはCG職人が作成した新型M3の予想レンダリング。
おそらくは「当たらずとも遠からず」な内容だと思われます。
VIA:CARSCOOPS