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BMWが”i2”発売とのウワサ。メルセデス・ベンツと共同開発の廉価版プラットフォームを採用し「可能な限り安く」販売して盛り返しを図る

投稿日:2019/05/05 更新日:

| BMWはせっかく立ち上げたiブランドをなんとか活用したい? |

BMW「i」シリーズは現在i3とi8とが存在し、ここに「i4」が加わる予定。
そして今回、さらに"i2"が登場する、とManager Magazineが報じています。

なお、これはBMWのi部門を管理するクラウス・フローリッヒ氏が語ったものだとされ(となると本当っぽい)、2024年に「380万円以下で」投入される可能性がある、とのこと。

やっぱりBMW i3は高すぎた

このi2の噂が出たのは今回がはじめてではなく、過去にもBMW Blogが「i2はi3の代わりとして登場」するとも報じていて、現在は情報が交錯している状態です。

なお、iシリーズは鳴り物入りで登場したBMWのエレクトリックブランドですが、いざ発売してみると量販モデルのi3はサッパリ売れず、というのも「高いから」。

日本だと最も安いi3で543万円という値付けとなっているものの、これの走行可能距離は360キロ。
対して日産リーフは324万円という価格設定にて458キロも走り、かつi3はほかのEVと比較しても価格競争力が低いために「かなり苦戦」している状況でもあります。

そしてBMWは、i3が売れない理由の一つはその「スタイル」にあるとも考えているようで、i2はコンベンショナルな4ドアセダンもしくは4ドアクーペになると言われており、かつメルセデス・ベンツと共同開発したプラットフォームを(現在のカーボンに替えて)使用するという話もあるようですね。※以前には1シリーズとAクラスが兄弟車になると言われたが、この話は流れて「EVで共同開発」と言われる

ちなみにBMWはiブランドの扱いに苦慮していると見え、当初は「カーボン製プラットフォーム」を売り物にしながらも、それが結局コスト高を招いたために廃止せざるを得ず、やはりその特徴として掲げたデザインも「受け入れられずに」普通に戻る模様(i4のデザインも普通っぽい)。

つまり最初のコンセプトはことごとくコケたということになり、そう考えると「i」として独立させた意味はほとんどなく、しかしBMWはせっかくiブランドを設定したからにはこれを活用しようと考え、一時は「コネクティビティと自動運転ブランドへ」シフトする計画を打ち出しています。

ただ、自動運転についても「どうやら実現は無理っぽい(そのため、どのメーカーも自動運転を以前ほど押し出してない)」ということで、一周回って「EVブランド」へと戻ってきたようですね。

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