| マツダ3は発売早々、問題に見舞われる |

マツダが発売したばかりの「マツダ3」に対しリコールを届け出。
内容としては非常に珍しいもので、「ルームミラーの鏡が落ちる可能性がある」というもの。
対象となるのは平成31年3月5日~平成31年3月20日の間に製造されたマツダ3で、台数としては115台。
問題の解決方法は「ルームミラーを対策品と交換する」とアナウンスされています。
マツダは比較的リコールが多い
マツダは比較的リコールの多い会社で、これまではエンジン、ヘッドライト、ECU、トランスミッションなど様々な部位にてリコールがあったと記憶していますが、今回のルームミラーは前例が無かったかも。
実際に運転中、鏡面が落ちてきたりしたら驚くことになりますし、元通り貼り付けようとしても「割れてしまったら」それもかなわず後方確認ができなくなり、かつ手を切ったりと危険なので、意外と影響が大きいところなのかもしれません(これまでに2件、実際に発生したとの報告がある)。
手動防眩ルームミラーにおいて、ホルダと鏡面の接着方法が不適切なため、接着強 度が不足しているものがある。そのため、接着が剥がれてホルダから鏡面が浮き上がり、最悪の場合、鏡面が脱落して、後方の交通状況等が確認できなくなるおそれがある。
国土交通省
なお、マツダ3は発売間もないにかかわらず、今回で2回目のリコールとなっていますね。
一回目のリコールについて、その内容としては「ホイール脱落の危険性がある」というもの。
アメリカでは7月にリコールが届け出られ、生産台数の1%のみが該当するとのことで25,003台が対象となり、8月以降に対応を開始する、とのこと。
日本ではまだ届け出がないようですが、対応準備の整った8月に入ってから届け出がなされるのかもしれません。
BMW X5は「定番」のエアバッグ関連でリコール届け出
そしてBMWは「X5/X3/5シリーズ」にもリコールを届け出。
おなじみエアバッグ(タカタ)関連ですが、内容自体はちょっと珍しく、「修理に使用したパーツが不十分だった」というもの。
よって、その車両が修理したかどうかわからない場合を考慮して「全車両、エアバッグインフレータ」を確認し(ステアリングホイールを外さないとわからない)、該当するインフレータを使用していた場合は対策品に交換する、とのこと。
なお、実際に発生した不具合は0件、リコール自体はドイツ本社からの指示に従って行っているようですね。

運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)の補給用部品において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なものがある。そのため、車両の修理時に当該インフレータに交換し、そのままの状態で使用を続けると、高い湿度の環境下で大きな温度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化し、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
国土交通省