
| よく見るとグリル内部のスリット数が多いようだ |
さて、昨年末よりテストを行なっている新型BMW 5シリーズ。
「新型」とはいっても、今回の5シリーズはモデルライフ中盤のフェイスリフト(マイナーチェンジ)ということになり、現行5シリーズが2016年発表→2017年発売であったことを考えると、フェイスリフトモデルは今年に発表され、早ければ年内→遅くとも来年はじめから販売されることになりそうです。
そして2016年から2020年という期間は、BMWにとっても激動の4年間であり、その間には3D形状のテールランプや水平基調のデザイン、「巨大キドニーグリル」など様々な新デザインが登場した時期。
よって、新型5シリーズにもこれらが何らかの形で反映されることになっても不思議ではなさそう。
なお、今回目撃された5シリーズは2種類あり、ひとつは「ベースモデル」、もうひとつは「Mスポーツ」。
上の画像はおそらくベースモデルだと思われ、水平基調のロワーグリル、両脇にあるエア抜き用のスリットが特徴的ですね。
新型5シリーズ「Mスポーツ」のデザインはM5風
そしてこちらはおそらく新型5シリーズ「Mスポーツ」。
ベースモデルともどもヘッドライト内部の発光グラフィックが変更され、ヘキサゴンから連続したL字型へ。
フロントバンパーのロワーグリルは逆台形となり、これは現行M5風。
キドニーグリルは現行モデルに近い大きさをキープしているように思われ、これは「幸い」だと感じる部分ですね。

こちらは現行M5。
こちらの画像と比較するとヘッドライトの形状(内外)の違いがよくわかります。
そして、両者を比較すると、キドニーグリルは左右方向に拡大しているようにも(フェイスリフト版のほうが縦方向のスリット数が多い)。

ドアにはカモフラージュ用のシートが貼られておらず、ここは変更されないと考えて良さそうです(見たところ、たしかに変化はないように見える)。

そしてリヤにも厳重に艤装が施されていますが、見たところシートのみで、これまでに見られた「パネル」による偽装はなく、おおよその形状が推測可能。

テールランプはやや立体的なアウターレンズを持つように見え、やはり発光グラフィックも新しくなり、おそらくはかなり(現行モデルとは)雰囲気が変わることになりそう。

BMWは新型V8ツインターボエンジンを開発中
なお、新型5シリーズ発表後には新型M5が登場することになりそうですが、こちらには新開発のV8ツインターボエンジンを積んだ「M5 CS」が追加されるという噂も。
BMWは「M」シリーズのバリエーションを拡大したい意向を持っていて、「CSL」「CSL」といったハードコアモデルを設定してゆくとも伝えられています。

VIA:Motor1