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あれ?なんだか格好いいぞ?BMWが新型4シリーズを発表。デカいのはグリルだけではなく、ライトやダクトも「大作り」

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| 中国人はできるかぎり大きなフロントグリルを好む |

BMWがついに新型4シリーズを公開。

これまでにリークされた通り、そしてコンセプト4譲りのダイナミックなキドニーグリルを持っていますが、すでに見慣れたということもあってか「意外とカッコいいんじゃないか」と思えるようになった自分がちょっと怖い、とも思います。

そして公式画像を見て思ったのは「デカいのはキドニーグリルだけじゃない」。

具体的には、ヘッドライトやフロントバンパー左右のダクトも大きく、人で言えば「顔のパーツが大きい」ということになりそうです。

新型BMW 4シリーズのエクステリアはこうなっている

オフィシャルフォトではこれまでのリーク画像やスパイフォトでは明らかではなかったディティールがわかりますが、まず気付くのは「ボンネット上に複数のプレスラインがあること」。

まるで空気の流れを切り取ったかのようなラインを持ち、芸術的とすら言えるかもしれません。

実際のところ、cd値は先代の0.29から新型では0.25へと引き下げられている、とのこと。

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そしてヘッドライト、その下のダクトとの間にあるバンパーの造形も新しく、キドニーグリル左右の「ニュルっとした」3次曲面(しかも”膨らんでいる”造形)はこれまでのBMWに見られないもの。

ただしキドニーグリルの上辺はこれまでの4シリーズよりも低く、そのためむしろスポーティーに見えるのが不思議です。

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グリル奥にはシャッターが見えますね。

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ウインカーが点灯するとこんな感じ(おそらくはオプションのアダプティブヘッドライト装着)。

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サイドビューは比較的なめらかな構成を持ち、従来型4シリーズのように明確なプレスラインはなく、フロントフェンダー後端のエアアウトレットには加飾ナシ(この加飾はほとんどのBMW車に見られるだけに意外)。

これを見ても、なるべくパーツや凹凸を減らし、なめらかに仕上げようとしたことがわかります。

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リアクォーターウインドウの下端は上に向かって持ち上げられ、3シリーズ以降あらたな解釈が与えられた「ホフマイスターキンク」が継続して採用されることに。

従来型に比較し、サイドウインドウの面積が狭くなっているように見え、その分キャビンがコンパクトに見えるため、相対的に車体が大きく、そして安定感が高められているように感じられます。

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テールランプは細長、そして左右端が上がってゆくつり目、かつレンズ表面に凹凸のある3D形状。

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リアバンパーサイドのエアアウトレットやリアバンパー下部のデザインは現在のBMW各車と似ているものの、その形状はより直線的、そしてダイナミックに。

全体的に、現状のBMWのデザインを踏襲しつつ、新しい次元へと移行しつつあるということが感じられるデザインですね。

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3シリーズに比較すると5.6センチ長く、2.5センチ広く、5.6センチ低いディメンションを持ち、重量配分は前後50:50を維持。

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新型BMW 4シリーズのインテリアはこうなっている

新型BMW 4シリーズのインテリアは基本的に3シリーズと同様のデバイスとデザインを持ち、スタンダードでセンサテック(Sensa Tec)レザーが採用。

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カラーはキャンベラベージュもしくはブラックが選択可能で、オプションのVernascaレザーを選択すればキャンベラベージュとブラックとのコンビ、ブラック、タコラレッド、モカ、コニャック、オイスターブラック、ブラック+ブルーステッチが選択できるようですね。

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インフォテイメントシステムは最新のiDrive 7.0に進化し、8.8インチサイズのセンタータッチスクリーン、そして標準だとメーターは「アナログ+5.1インチ液晶(オプションで12.1インチフルデジタルメーターを選べる)。

ナビゲーションシステムは「クラウドベース」へと変更され、ヘッドアップディスプレイは投影面積が70%拡大している、とのこと。

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シートベルトは「例の」アームが伸びてくる親切なヤツですね。

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新型BMW 4シリーズのパワートレイン / ドライブトレインはこうなっている

まず、ベースとなるのは「420i」(画像の白いほう)。

こちらは184PSを発生する2リッター直4を積み、0-100km/h加速は7.5秒、最高速は240km/h。

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その上には「430i」と「430i xDrive」が位置し、255HPを発生する2リッター4気筒エンジンが与えられ、0-100km/h加速は5.5秒と5.3秒。

最高速は両方とも紳士協定によって250km/hに制限されています。

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トップレンジのM440i xDriveには3リッター直6エンジン+48Vマイルドハイブリッド(11HP)が積まれ、システム合計で382HPを発生。

こちらの0-100km/h加速は4.3秒、最高速はやはり250km/h。

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そのほか、市場によってはディーゼルエンジン搭載モデル(420d / 420d xDrive / 430d xDrive / 440d xDrive)が用意され、ガソリン/ディーゼル、そして駆動方式問わずトランスミッションはZF製の8速ATが組み合わせられます。

現時点で日本仕様のスペック、価格については発表はないものの、北米だと430iクーペが45,600ドル、430i xDriveが47,600ドル、M440i xDriveが58,500ドルから。

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VIA:BMW

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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