
| コロナウイルスに負けじと各自動車メーカーは活動を活発化 |
さて、今日のニュース、「新型車」編。
まずはBMW iNextですが、およそこれは誰も興味を示さないと思われるたぐいのクルマです。
メルセデス・ベンツからは「EQC」、アウディからは「e-tron」といったエレクトリックSUVが発売されているものの、それらは商業的に成功しているとはいいがたく、しかしBMWもその市場へと参入することに。
ただ、自動車メーカー各社とも、こういったエレクトリックSUVについては「本当に作りたいクルマ」だと思えず、おそらくは規制に対応するために「仕方なく」開発しているという側面があるのだと思われ、そういった雰囲気が消費者にも伝わってしまい、結果的に「誰も興味を示さない」製品になってしまっているのかもしれません。

なお、今回のスパイフォトにおいては、これまでにわからなかったディティールもいくつか判明していて、バンパーとフェンダー、ボンネットとツライチになっているヘッドライト、さらにはディッシュ形状を持つホイールも確認可能。

リアクォーターウインドウからCピラーにかけては「ストリームフロー」デザインが再現されているように見え、テールランプはリアゲートとツライチとなっており、i8やi3の流れを汲んでいることもわかります(ただし、より一般性を持っているようにも思われる)。
参照:CARSCOOPS
BMW X7もフェイスリフトの準備を開始
そしてこちらはフェイスリフト(マイナーチェンジ)版となる新型BMW X7。
X7というと驚愕の巨大キドニーグリルにて登場したことを思い出しますが、気がつけばそんなX7ももう「フェイスリフトの時期」ということですね。

ヘッドライト内部を見るに、ランプユニット自体は「暫定」だと思われ、つまりこのプロトタイプはまだ開発初期なのかもしれません。
それでもヘッドライトの位置が低く、フロント先端が「地面に向かって落ちてゆく」傾向を強めているように見え、このデザインは新型4シリーズにも確認できるものでもあり、つまりは「これからのBMWのひとつの傾向」だとも考えることができそう。

なおBMWについては、「X8」の登場もウワサされており、こちらも気になるところですね。
参照:CARSCOOPS
マセラティ・レヴァンテもフェイスリフト
こちらはマセラティの救世主、レヴァンテのフェイスリフトモデル。
すでに第三四半期中にこの新型レヴァンテが生産されるということもマセラティによって明かされていますが、今回目撃されたのは時期的に「プリプロダクションモデル」なのかもしれません。

見たところ、テールランプは「3200GTイメージの」発光グラフィックを持ち、その変更内容は先に発表された「レヴァンテ・トロフェオ」に準ずる模様。

参照:CARSCOOPS
フォルクスワーゲンは「エレクトリック・ビーチバギー」を発売?
少し前からフォルクスワーゲンが「IDバギーコンセプト」を発売するとのウワサが囁かれており、そして今回「e-thing」なる商標がVWによって登録され、これがIDバギーの市販モデルではないかと話題に。
フォルクスワーゲンは2019年3月にこのIDビーチバギーコンセプトを発表していますが、もともとの「VWビーチバギー」はビートルの改造車で、1960年代にちょっとした流行となっています。

そして「IDビーチバギー改めe-thing」につき、VWはビーチバギーを「フルエレクトリック」として蘇らせるのだろうということになり、さらにフォルクスワーゲンは「ID」シリーズにおいて「VWバス」等過去のアイコンをリバイバルさせようとしています。
これは自社のヘリテージを活用し、「そのままだと人々の興味を惹きにくいEVへと目を向けさせる」ひとつの手段なのかもしれませんね。
