| BMW X1は北米では「コンパクトすぎて」人気がない? |
今日のニュース、新型車編。
まずはフルモデルチェンジ版となるBMW X1ですが、これはここ最近になって目撃されはじめたクルマです。
現行X1は「ワゴン」に近いイメージもあり、よってワゴンボディがあまり好まれない北米ではセールスがイマイチ。
メルセデス・ベンツGLAはモデルチェンジの際に「ワゴン」から「ボックス型SUV」へとシフトしていますが、スパイフォトを見る限りではBMW X1も同様の手法を採用するのかもしれません。
BMW X1は販売台数でライバルに押される状況が続く
CarSalesBaseによると、2020年前半におけるBMX X1の販売台数は6,440台に止まり、これがどういったレベルなのかといえば、たとえばライバルたるレクサスUX(7,349台)、メルセデス・ベンツGLA(7,797台)、キャデラックXT4(9,140台)、ボルボXC40(9,520台)、アウディQ3(9,967台)に比較してもいまひとつ存在感を発揮できていない状態です。
ただ、意外というか、このクラスにおいては「ブッチギリのトップがいない」のは面白いところですね。
そしてこのプロトタイプを見るに、ボンネットは高くなり、キャビンのサイズも拡大しているように感じられ、見た目の迫力や積載製が増すようにも。
かつ、全体的に丸みを帯びたデザインへと変更されるようですが、これは4シリーズ等、最近のBMWに見られる傾向のひとつとも言えそうです。
そしてやはり、フロントグリルは現行よりも大きくなるようにも見受けられます。
新型X1はFF用プラットフォームを使用すると思われ、オプションではもちろん4WD(xDrive)が用意されることになりそう。
この試作車は(テールパイプが確認できるので)ガソリンエンジンを積んでいるように見えますが、BMWは以前に「新型X1にはピュアエレクトリックモデルも存在する」とコメントしており、発表時にラインアップされずとも、追ってEV版が追加されることにもなりそうですね。
参照:Motor1
日産キャシュカイは生産予定が後ろ倒し?
そしてこちらも最近よく目撃されている、新型日産キャシュカイ。
日本では「デュアリス」として親しまれていたクルマですが、欧州では比較的人気があり(日産のベストセラーモデル)、日産としては重要視している一台だと思われます。
今回は比較的クリアな画質にてプロトタイプが捉えられており、これを見るとVモーショングリルに細長いヘッドライトを持ち、新型エクストレイルと共通する雰囲気を持ちながらも、ややスマートかつシンプルなデザインが与えられるようですね。
そして前後フェンダーは「ブリスター」っぽい形状を持っている模様。
Cピラーは太く(カモフラージュされているので市販モデルでは異なる形状となるのかも)、そしてリアウインドウは緩く傾斜しており、クーペ風のシルエットを持っていることもわかります。
加えてフロントウインドウもけっこう寝ていて、キャビンをコンパクトにまとめることでスポーティーな雰囲気を演出している模様。
こちらは今回初めて捉えられた、新型キャシュカイのインテリア。
メインのメーターはフルデジタル、、そしてダッシュボード上には大きなインフォテイメントディスプレイが確認できますね。
なお、新型キャシュカイは本来だと今年の秋に発表され、そのまま生産に移されると言われていたものの、例によってコロナウイルスの影響により「半年ほど」生産開始が遅れる、とも報道されています。
参照:Motor1