【動画】公道では無敵のポルシェ911ターボS！レッドブルF1マシン（RB7）、スーパーバイク（BMW M1000RR）と加速競争してみたらこうなった

｜　ゼロヨンでのポルシェ911ターボSの検討っぷりが光る　｜

ロードカーの性能がここまで高くなったということには驚きだ

さて、最新のポルシェ911ターボSは現在ゼロヨン最速を誇るクルマの一台として知られており、実際にあらゆる挑戦者を退けるという偉業を成し遂げています。

650馬力を発生するフラットシックスエンジン（ツインターボ）を搭載し、リアエンジンというトラクション上のメリットを活かしながらも4WDシステムにて最適なトルク配分を行い、これによって0-100km/h加速は2.7秒を達成し、最高速はじつに330km/hにも達することに。

ただし今回は勝手が違った

ただ、今回の相手は「多少」分が悪く、というのも一方は650kg/750馬力（559kW）を誇るレッドブルのF1マシン（RB7）、そしてもう一方はBMW M1000RR（スーパーバイク）で、999ccの4気筒エンジンを搭載して212馬力（158kW）、88.3ポンドフィート（113Nm）のトルクを発揮し、このバイクの重量はライダーを除いてわずか192kgしかないため（432ポンド）。

ちなみにレッドブルRB7に積まれるのは2.4リッターV8、許容回転数は18000RPM。

もちろん誰もが扱えるマシンではありませんが、これをドライブするのはなんとデビッド・クルサードです（最近、引退したF1ドライバーが、こういったイベントに駆り出されることが多いようだ）。

実際に走ってみたらこうなった

そして動画ではゼロヨン（1/4マイル）、1/2マイル、1マイル、緊急停止というテストを敢行していますが、加速においては「レッドブルRB7、BMW M1000RR、ポルシェ911ターボS」という順。

ただし驚くべきは、距離が短ければ（1/4マイル）さほどポルシェ911ターボSが劣るわけではなく、レッドブルRB7にコンマ6秒遅れるのみで、BMW M1000RRに対しても「コンマ1秒」以下のビハインドにとどまっています。

たしかに両者とも「ゼロスタートからの加速を競う」車両ではないものの、パワーウエイトレシオに劣るポルシェ911ターボSとしてはかなりいい数字だと考えて良さそうですね。

ただ、1/2マイル、1マイルと距離を伸ばすと徐々にその差が広がり、これはつまり「高速域を得意とする」F1マシンやスーパーバイクの本領が発揮されたためだとも考えられます。

その後の静止テストにおいてはレッドブルRB7がもっとも短く、そして次はポルシェ911ターボ、最後はBMW M1000RRという順で、これまた「妥当」なところですね。

最後にはレッドブルRB7が「勝利の舞」ということなのかドーナツターンを見せてくれるというサービスつき。

レッドブルRB7、BMW M1000RR、ポルシェ911ターボSが加速対決を行う動画はこちら

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参照：carwow