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【動画】BMW史上もっとも大きく、もっとも重く、最もグリルが大きい「XM」。この得体の知れないクルマがニュルにてテスト中 

【動画】BMW史上もっとも大きく、もっとも重く、最もグリルが大きい「XM」。この得体の知れないクルマがニュルにてテスト中

| BMW XMは色々な意味で話題になるかと思われるが、それこそがBMWの狙いであるとも考えられる |

結局のところ、それなりに売れてBMWが正しかったと証明されるのかもしれない

さて、BMW M社の50周年記念モデル、XMがニュルブルクリンク近郊にあるBMWの施設から出入りする様子、そしてニュルブルクリンクを走る様子がYoutube上へと公開。

このBMW XM(コンセプトXVの市販バージョン)はハイブリッドパワートレーン搭載によって「Mモデル史上最高出力の」748PS(エントリーモデルは653PS)を誇ると言われていますが、パワーよりも何よりも、一番の話題となっているのはそのルックス。

一応SUVに分類されるものの、多くの人々の理解を超えたルックスが物議を醸しているわけですね。

なぜBMWは50周年の折にSUVを発売するのか

そこで気になるのが「なぜBMW Mは、50周年という記念の折に、新型スポーツカーではなく、SUVを専売モデルとして投入したのか」。

これについてはBMW M部門のボスであるフランク・ファン・ミール氏が「現在、もっとも市場や消費者、もちろんBMWにとっても重要なのはSUVだから」とコメントしており、現在の自動車市場においてもっともアピールでき、プレゼンスを高めることができるのはSUVしかないと判断したのだということがわかります。

BMWはなぜ記念すべきM部門50周年記念として、スーパーカーではなくSUVを発表したのか?M部門CEOが多くの人が感じているであろう疑問に答える
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そしてここ最近、このXMがニュルブルクリンクを走る姿が動画や画像に収められているわけですが、この画像を見てもその大きさをアリアリと実感することになり、実際にホイールは23インチ、全幅は2.2メートルという巨大なクルマ。

BMW XMは「BMW史上で初」づくし

このBMW XMのパワートレーンにつき、4.4リッターV8ツインターボエンジンとハイブリッドシステムとが組み合わせられることになりますが、その車体重量はなんと2700kgに達すると言われ、BMW史上もっともパワフルなクルマであるだけではなく、「最も重い(ピュアエレクトリックカーであるi7 xDrive60よりも重い)」クルマというのもまた驚きです。※さらに、キドニーグリルもBMW史上最大となるらしい

ちなみにXMはBMW M社の歴史上、M1に次いで「2台目の」M専売モデルとなるものの、(BMWがあちこちに盛り込んだM1へのオマージュにかかわらず)ボディ形状、重量などすべてにおいてM1との共通性を見つけだすことは難しく、しかしこれもまた「時代の流れ」なのかもしれません。

現時点でXMのスペック等については確定していませんが、トランスミッションはおなじみZF製の8速オートマチック、そして一回の満充電によってエレクトリックモードでは48~80キロの走行が可能だといい、48ボルトシステムにて駆動するアクティブ・アンチロールバーを備える、とも。

たしかにニュルブルクリンクを走行するXMのプロトタイプを見ても、その車高の高さ、そして重量にもかかわらずロールがかなり小さいようにも思えます。

ただ、このXMの試作車が走る様子を動画に収めたスパイフォトグラファーのうち数名は「その動きは、Mモデルのフラッグシップに相応しいとは思えない」ともコメントしており、ここからBMWがどのようにセットアップを行い、どれくらいのパフォーマンスを発揮させるのかに注目したいところですね。

参考までにですが、最近のBMWについてなにかとデザインが非難の対象となっていて、しかし実際には「イヤよイヤよも好きのうち」なのか、実際の数値としてha[BMWが好調」であることも証明されており、となると「非難」、までもがBMWの計略のうちであり、ぼくらはまんまとその策に乗せられているだけなのかもしれません。

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参照:Carspotter Jeroen

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