
| 現在BMW M部門の販売は非常に好調であり、さらなる利益追求のためにMモデルのバリエーションを拡充するとしてもおかしくはない |
実際のところ、新型M5にはワゴンボディが追加されることが確認されている
さて、プラグインハイブリッドパワートレーンを採用すると見られる次期BMW M5がニュルブルクリンクを周回中。
これまでにも何度か一般道やニュルブルクリンクを走行する姿が目撃されているものの、現時点ではいずれも分厚い偽装を持っており、その奥に隠された姿を想像することすら難しい状態です。
なお、M5を含め、新しく発表される5シリーズは「最後のガソリンエンジンを積む世代」と言われ、その後はピュアエレクトリックモデルのみになるという話もあるようですね。※新型5シリーズにも「i5」が追加されるものの、このプラットフォームはガソリンモデルと共通となっていて、その次の5シリーズはエレクトリックモデル専用プラットフォームへと移行すると見られている
新型BMW M5の出力は650馬力〜750馬力?
新しく登場するM5「PHEV」につき、パワートレーンはおそらくXMと同じ「4.4リッターV8ツインターボ+シングルモーター」だと推測されており、だとするとXMの653馬力からXMレーベルレッドの748馬力までを発生する可能性が大。
ただしBMWは新しくV8エンジンを開発しているとも報じられ、もしかするとこれを積むことでさらなる高出力を達成する可能性もありそうです。
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ちなみに今回の動画では2台の新型BMW M5(プロトタイプ)が目撃されており、ナンバープレート「3677」は通常の5シリーズに比べてインレットが大きく、よりアグレッシブなフロントマスクを持つもよう。

一方でナンバープレート3049は(3677とは)ちょっと異なる仕様を持っていて、フロントに追加のカバーがあり、フェンダーエクステンションが装着されていることもわかりますが、これが単なる開発車両なのか、それとも”よりホットな”M5の派生モデルなのかはナゾのまま。

ちなみに新型M5には(BMWのM部門責任者、フランク・ヴァン・ミールによれば)ワゴンボディが登場することになり、これはアウディRS6アバントやメルセデスAMG E63ステーションワゴンと真っ向からぶつかることになり、しかし現時点では日本への導入があるかどうかは不明です。
新型BMW M5がニュルブルクリンクを走る動画はこちら
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