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BMWがE61以来の投入となる「新型M5 ツーリング」のティーザー画像/動画を公開。「それはロケットのようなフィーリングになる」

投稿日:2023/06/28 更新日:

BMWがE61以来の投入となる「新型M5 ツーリング」のティーザー画像/動画を公開。「それはロケットのようなフィーリングになる」

| 新型M5ツーリングは「ハイブリッド化によって」M3ツーリングとは大きく異なる性格が与えられそうだ |

これでBMWはアウディRS6アバントの迎撃体制が整うことに

さて、BMWがE61以来となるM5のワゴンボディ、新型M5ツーリング(G99)のティーザーキャンペーンを開始。

今回はBMW M、そしてM部門を管理するフランク・ファン・ミール氏両方のインスタグラムにて(それぞれ異なる)動画や画像が公開されており、カモフラージュ付きながらも新型M5の姿を確認できます。

なお、BMWは新型M5ツーリングのパワートレーンが電動化されること、そして今後は(BMWの本社所在地である)ミュンヘン、そしてニュルブルクリンクにおいてもテストが開始されることを認めており、発表に至るまで様々な情報が公開されることになりそうですね。

BMWはなぜ久しぶりにM5ツーリングを発売するのか?

上述の通りBMWが「M5ツーリング」を発売するのは久しぶりですが、その理由についてフランク・ファン・ミール氏は「ディーラーや顧客の声に耳を傾けた結果」だと述べており、つまりはけっこうな数の「要望があった」と考えられます。

なお、BMWはM3初となるワゴン(ツーリング)を先ごろ発売していて、しかしM3ツーリング発売までには長い道のりがあったとも。

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BMWによれば、かつて(E46時代の)2000年にも「M3ツーリング」が計画されたことがあったそうですが、その際には開発コストが高すぎる(その割に数が売れない)という理由にて計画がボツになったと明かしており、しかし直近ではM3ツーリングが実現したばかりかM5ツーリングも登場する、というほどの勢いです。

もちろん今までもM3ツーリング、M5ツーリングを発売してほしいという声はあったはずですが、最近になってBMWになんらかの変化が訪れたのかもしれません。

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そこでBMWが「変わった」理由を考えてみると、やはり「Mモデルの販売好調」が挙げられ、実際のところ「M」バッジを装着した車種の販売が好調なお陰で業績を伸ばしているとも報じられ、そしてなにより「Mモデルは利益率が高い」ということもBMW上層部の考え方を変えたひとつの理由であるとも考えられます。

つまり「Mモデルは儲かる」「Mモデルは売れる」ということがBMWの判断を大きく変化させたのだと思われますが、その意味でも今後のBMWはハイパフォーマンスモデルにフォーカスすることになるのかもしれませんね(実際のところ、XMなどM専売モデルも登場している)。

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新型M5ツーリングはどんなクルマに?

現在、この新型M5ツーリングについてはほとんど情報が語られず、さらに言えば「M5セダン」についてもまだ詳細が語られていない状態です。

よってM5ツーリングのスペックを想像することは難しく、しかし前後バンパーやドアミラー、ホイール含む外装が「Mスタイル」となり、エンジンはもちろんのこと、エグゾーストシステム、ブレーキなどが強化され、アウディRS6アバントに真っ向から勝負を挑む車となるのは間違いなさそう。

今年始め、BMWがはM5(セダン)について「それはロケットのようなフィーリングであり、XMレーベル・レッドの強力なドライブトレインをもっと小さなパッケージに詰め込んだクルマを想像してみてほしい」とコメントしたことも。

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それを鑑みるに、新型M5セダン/M5ツーリングは、おそらくハイブリッドシステムによる強力無比な加速を持つクルマであろうことは間違いなく、そしてこれまでのM3とM5との関係性以上にそのキャラクターの差別化が行われるものと考えられ、発表を楽しみに待ちたいところでもありますね(おそらく、そう遠くない未来に発表されるものと思われる。グッドウッドあたりが妥当?)。

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参照:BMW, franciscusvanmeel(Instagram)

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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