こうなるともうギーガー。Carlexがダッジ・チャレンジャーを変態カスタム
他とは異なる路線を突っ走る内装スペシャリスト、Carlex Design。
忍者風やパイソン柄など過激なものが多いですが、今回はダッジ・チャレンジャーを対象にH.R.ギーガー風の装飾を持つ、変態的な(いい意味で)内装を計画中。
思わず握るのをためらうほどのデザインを持つステアリングホイールが先行公開されていますが、ギーガーの絵画のようにエロいものができあがれば、ドライバーや乗員には妙な心理的影響を与えてしまうかもしれませんね。
なおカーレックス・デザインのホームページはこちら。
素晴らしいセンスと技術を持っており、お金が余るほどあればカスタムを頼んでみたい、と思わせるほど。
なおH.R.ギーガーはエマーソン・レイク・アンド・パーマーのCDジャケット(恐怖の頭脳改革)、映画「エイリアン」のデザインで一気に名を挙げた人で、バブル期には東京にも「ギーガーズバー」ができるほどの人気を誇った芸術家。
人と機械との融合(バイオメカノイド)やエロティックなアートで知られます。
かのダリからも「才能がある」と評されたことでも有名ですね。
内装スペシャリスト、CARLEX DESIGNによる日産GT-R。
日本刀の「柄」をモチーフにしているようですが、シート、パーキングブレーキのグリップ、天井内張りなどにその文様が再現されています。
ブラックとレッド、カーボン調レザーとアルカンターラ、表革とのコンビネーションですが下品さはなく芝らしい仕上がりだと思います。
外装はほぼノーマルのように見えますが、ブレーキキャリパーのみが内装と合わせてレッドに。
ゴチャゴチャとしておらず非常にシンプルで格好良いと思います。
撮影用?に日本刀がありますが、パーキングブレーキなはまさに「日本刀を握る気分」だと思います。
自動車の内装カスタムで有名なカーレックス。
今回はバイクですが、ヤマハV-MAXをベースに職人が手作業でカスタムを行なっています。
内装カスタムが得意なだけにレザーを大量に使用しており、なんとなく世紀末風の仕上がりに。
なおカーレックスはこれまでにもV-MAXのカスタム、非現実的な内装のカスタムを行っていて、今回のV-MAXのようなカスタムは「お手の物」なのかもしれません。
金属部分はカッパーっぽい質感を持ち、ダメージ加工がスチームパンクっぽい雰囲気も演出。
レザーはもちろんシートのほか、グリップ、レバー、タンクなどに使用されており、レザーはエンボスが施された立体的な素材感。
タンクカバーには「Carlex handcrafted」の刺繍。
とにかく特異なルックスですが、これに乗るにはそれなりのファッションが要求されそうです。
マスタングも。
レザーはエイもしくはサメのような素材感ですね。
内装カスタムのスペシャリスト、CARLEXが今度はヤマハVMAXをカスタム。
カーボンとレザーを使用し、ブラックとレッドで統一した外観は迫力満点。
同時に色合いを合わせたレザーバッグ、ヘルメットも公開しています。
カーレックスは従来の枠にとらわれず素材やモチーフを自由に使いこなし、以前には映画「エイリアン」風に内装をカスタムしたり、日産GT-Rの内装を「ニンジャ」風にカスタムしてサイドブレーキのレバーを刀の柄風に仕上げたり、という面白い試みも。
いずれも非常に高いデザイン性と技術(と情熱)を持って仕上げられており、下品になっていないのが素晴らしいと思います。
過激な内装デザイン集団、Carlex DesignがBMW Z4をカスタム。
いつもどおりダークな色調がベースです。
外装はメタリックグレーを基調とし、内装はブラックをベースに。
一般的なチューナーとは異なり、主に内装の張替えを得意とするCarlexですが、そのぶん独特のデザインセンスを持っていますね。