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予算500万までだとどんな車がある?その選択肢とファッションの選び方を考えてみた

2016/09/24

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よく「予算これくらいで、オススメの車はありますか?」と聞かれます。
都度都度お答えするようにはしていますが、すぐに思いだせない車もあり、自分自身の備忘録としてもここに価格帯別にまとめてみます(完全に自分の基準となっています)。
なお、ぼくの基準としては「恥ずかしくない、もしくは見栄が張れる(見栄っ張りなので)、楽しい」というもの。
新車/中古車両方が入りますが、ぼくが実際に「買う」ことを前提としているので維持が難しいもの(パーツがない、輸入元/メンテ先がすでに無い、あまりに年式が古い等、要は現時的では無いもの)、壊れやすくギャンブルに近いものは除外。

実際にこれまで所有したり、年間50台程度試乗したり、購入を検討して調査してきた中からの選択が多くなっていますが、逆に調査不十分なものもあるかと思われるものの、考えうる限りのものをピックアップ。
なお記載する金額は「おおよその乗り出し金額」となっています。
加えて、年式や性能に比べて高くなっている車(90年代の国産スポーツカーなど)は除外。
割高な車を購入する意味はありませんし、そういった相場は早晩崩れるので購入の対象外と考えています。

加えて、「この車に乗るときのファッションはこうだ」というオススメも(思いつくものは)あわせて記載。
車と、その車に乗る時のファッションは切っても切り離せないものと考えており、やはり車の雰囲気にあった服を着たり持ち物を持ったりする必要があると思いますし、そもそも車を選ぶこと自体が自分の嗜好をそのまま反映させているので、車と同様、趣味性の強いファッションという分野と一緒に考えるのが妥当ではないかと思うのですね。

というわけで、「予算400-500万円」編。
この価格帯は300-400万円同様、新車もしくは高年式の中古車が中心(できれば保証が残っている、登録から3年以内)。
というのも400-500万円という大金を払うのであればそれなりに信頼性の高いものを購入したいと考えますし、中古で400-500万円というと元の新車価格がかなり高いと思われ、そういった車は部品代も高いので壊れるリスクをできるだけ排除できるのが中古でも高年式、ということになります。

ミニ・クラブマン(F54、新車)
ミニは全般的に非常に人気が高く、中古価格も高値を維持している車種。
それだけに新車と中古の価格雨がさほど離れておらず、であれば新車で好きなカラーやオプションを選びたいものですね。
ただミニ・クラブマンは現行モデルで大きく価格が上昇してしまい、総額だと500万円程度が必要な車に。
試乗レポートはこちら

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ミニは非常にコンパクトな車ですが、そのぶんファッションもコンパクトにまとめたいもの。
比較的タイトで、パンツの裾も短め、そして細身のスニーカーが似合いそうです。
ミニといえばポール・スミス、ということでカジュアル系アイテムを選んで肩肘張らずに着こなしたいですね。
同じ英国繋がりでフレッドペリーやジョンスメドレーのカラフルなアイテム、ちょっと渋めであればライル&スコットで決まり。
ボトムスはヌーディージーンズのブラックが良さそうです。
スニーカーはコンバース(ハイカット)、もしくはディーゼルの「エクスポージャー」。

スバルWRX STI(新車)
これもミニとよく似た感じで新車と中古車との相場が近く、かつ「走り」系の車ということもあって(手荒く扱われている可能性を考えると)中古は避けたいモデル。
オプションをさほど選ばずともほぼ必要なものは揃っており、総額460万円程度あれば購入は可能。
シトフィールがちょっと渋い印象はありますが、ミッションオイルを交換し、なじんで切ると問題はなさそうです。
試乗レポートはこちら

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スバルWRX STIもシビック・タイプR同様にオシャレにうつつを抜かしてはいけないタイプの車だと思います。
よってドメスティックブランドであまりアピールしない方向がベターと考えており、色もカーキやブラック、ホワイト、ネイビーといった差し障りの無い色がベター。
ジョンブルやジャーナルスタンダードあたりが無難で、もし40歳を過ぎているのであればさすがにジャーナルスタンダードはキツいと思われ、AKMあたりで大人の色気を出して欲しいところ。

アバルト124ロードスター(新車)
マツダ・ロードスターをベースにターボエンジンを積み、ブレンボのブレーキシステムにレコードモンツァ、スポーツレザーシートを装備。
オープンスポーツとしてはこれ以上ないほどの要件を備える車であり、しかもイタリアンテイスト満載。
発表されたばかりであり中古は当分出回らないと思われ、またしばらくの間は中古も相当に高いと思われるのでここは思い切って新車で。
やはりそれなりに高く、総額で500万円程度必要ですがマツダ・ロードスターを購入してチューンするよりは安上がりで、売るときも高いと思われます。

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マツダ製とはいえどもれっきとしたイタリアンブランドのアバルト。
しかもピリリと小粒で辛くスパルタンな車ということで、足元はまずドライビングシューズをお薦め。
しかもブルーやイエロー、レッドといったカラフルなものが良いですね。
なおこの車にはカッチリした服は似合わないと考えており、トップスはTシャツやパーカーなど(ハイドロゲンあたりのカラフルなものや柄物)、パンツはヤコブコーエンのカラージーンズがマッチしそうです。
なおオープンカーということで体温の調節用にストールなど巻き物があるとベター。
※なかなかいい画像がなかったのですが、できればトップスも赤や青など明るい色が好ましい



メルセデス・ベンツCクラス シューティングブレーク(中古)
単なるCクラスだとやはり「寸づまり感」があり、Eクラスと並んだ時にも明らかに小さいと感じるため、ここはシューティングブレーク(ワゴン)を選びたいところ。
ワゴンボディだと急にクラスレス感が出てきて、たとえ隣にEクラスセダンが並ぼうとも引け目を感じることは少ないと思われるのがいいですね。
例によってメルセデス・ベンツは新古車が多数あり、走行20キロ以下の新しい車を諸経費込みで420万円程度で購入可能。
まさかこの車(Cクラスシューティングブレーク)を400万円ちょっとで買ったとは誰も思わないだろうというお買い得な選択だと思います(しかも今年モデルが買える)。

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なんともシブい選択のメルセデス・ベンツCクラス・シューティングブレーク。
この車は乗っているだけで知性が高く見えると思われますが、期待を裏切らないようにシックで上品なスタイルを心がけたいところ。
ジャパニーズブランドのようなユルさは厳禁と考えており、カラーもグレーやブラックなど無機質なものが似合うのではと考えています。
となるとやはりメルセデス・ベンツと関係性の深いヒューゴ・ボス、アルマーニというところへ落ち着きますね。
シャツや薄手のニット、プレスの効いた(細身で短めの丈)パンツ、ピカピカのレザーシューズといったイメージです。
シューズはベルルッティあたりが理想ですが、ワゴンということを考えてちょっとアウトドアっぽく、マグナーニのマウンテンブーツという選択も面白いと思います。

ポルシェ・ボクスター(中古、987)
987世代のボクスターだと、ベースモデルで400万円もあれば後期型の程度の良い個体が入手可能。
前世代とは言っても2010−2012年程度なので「古臭く」はなく、テールランプもLEDなので現行気分で乗ることが可能。
走行性能については何と言ってもポルシェですので心配無用。
耐久性も同様で、まともなショップで購入すればさほど維持費もかからず楽しく乗れると思います。

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世間のポルシェオーナーに対する印象がどういったものかは不明ですが、車から出てくるときにまず「どんな人が出てくるのか」を周囲は気にしているようなので、ここはやはり期待を裏切らないファッションは必要不可欠。
986のカジュアルさとは異なり987は意外とカッチリした印象があり、ここはやはりカッチリした仕立てと立体感を持つニールバレットで決めたいところ。
白黒グレーというモノトーンで、素材によって部位を切り返しているものが「いかにもしっかりした工業製品」っぽく、そのあたりの印象がボクスターとマッチしているのではと考えています。

レンジローバー・イヴォーク(中古)
高値を維持しているレンジローバー・イヴォークの中古車も2013年モデルあたりだと諸経費込みで470万円くらいで購入可能。
必要なものは全て揃う車であり、購入後もあまりお金がかからない車だと考えられます。
この価格で「レンジローバー」の世界を体験できるのはちょっと驚きでもあり、今後も値下がりが少ないであろうことを考えると「買って損はない」車と言えるでしょう。

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都会派といえどもオフローダーのレンジローバー・イヴォーク。
この両方を満たすとなるとやはり「ホワイトマウンテニアリング」しかないと思いますが、できるだけゴワゴワしたものではなくタイトで柔らかい素材を選びたいですね(ホワイトマウンテニアリングは都市とアウトドアとの融合がコンセプト)。
ほかだとKolorも雰囲気がマッチしていると考えており、ちょっとハズしたところではY-3も面白いと考えています。


もしくは完全に「都会派」と割り切り、上の「メルセデス・ベンツCクラス シューティングブレーク」のように黒とグレーでまとめたシックな装いも雰囲気が出ていると思います(とくにボディカラーがモノトーンの場合)。

レクサスNX(中古、200t)
イヴォーク同様に大人気のレクサスNXも中古だと比較的求めやすい価格に。
レクサスは大事に乗る人が多く、中古でもさほど劣化が少ない個体が多いようです。
かつ品質については安心のトヨタということもありトラブルの心配は無用。
選択肢も豊富で、470万円程度あれば諸経費込みで良さそうな個体が狙えます。

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トヨタのブランディングのおかげでレクサス=高級、というのが一般のイメージ。
これとは逆にちょっと外してみるのも面白いですが、人々がレクサスのオーナーに抱いている、とくに女の子さんが抱いていると思われるイメージ「リッチ」を体現するとなると、ここはセオリー通りに攻めるのが無難。

レクサス自体が国産ブランドということでやはりドメスティックブランドがおすすめですが、シックさとアヴァンギャルドさを兼ね備え、興味がなくとも(おそらく)誰にでも知られるコムデギャルソンを強力にプッシュ。
しかしここは「コムデギャルソン・オム」や「プリュス」ではなく、「ジュンヤワタナベ」「ガンリュウ」を推したく、かつそれらとモンクレールやデュベチカ、ノースフェースなどとコラボした「ダブルネーム」の製品、もしくは「ドッキング」が良いですね。

BMW M3(E92、中古)
先代だとM3といえども500万円もあれば十分に手に入る価格になっており、そうなるとやはり手に入れたくなりますよね(何と言っても420馬力)。
手荒に扱われた個体が多いので慎重に車を探す必要がありますが、タマ数も多いので程度の良い個体を手に入れるのにさほど苦労はしないと考えられます。

なかなか特定のオーナー像が見えてこないM3。
単にパワーのある車が好きで乗っている人や、サーキット走行を行う人など様々だと思いますが、とりあえずBMWは女の子さんが「彼氏に乗って欲しい車」No.1ですので、ファッションも無視はできないと思います。
そしてBMWというと「知的」「センスがいい」というイメージがある反面、あまりにアヴァンギャルドな印象はなく、そのためにファッションも無難なほうが良いかも知れません。

ただしメルセデス・ベンツのようにモノトーンでは面白みにかけ、ここはBMWらしくちょっと遊び心を出してみたいところ。
BMWは立地がイタリアにちょっと近いということもあり、イタリアンファッションが良さそうですね。
インコテックスやPT01のパンツが良さそうですが、ここはあえてホワイトやブラックなどシックな色を選び、トップスでレッドやブルーなどを用いるのが良さそうです。
できればシューズはグッチのローファーですが、カラーソールもオシャレで良いですね。

雰囲気的には、ニールバレットのように素材や構造に特殊性があるというよりは、「普通のデザイン」なのに生地や仕立てがよく、色がカラフル、という感じです。

以上がおおよそぼくの考える400-500万円台で購入したいと考える車。
メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴンとレンジローバー・イヴォーク、レクサスNXがとくに有力で、実際に購入を検討しているモデルでもあります。

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JUN(intensive911)

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