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BMWアブダビがブラウンの洒落たアルピナB7を展示。ところでアルピナって?

投稿日:2017/02/04 更新日:

| アルピナはチューナーではなく自動車メーカー |

おなじみBMWアブダビがブラウン(チェストナット・ブロンズ)のアルピナB7を展示。
前回はジャバ・グリーンのB7でしたが、それはもう売れてしまったのか、それとも最初から顧客の注文によって作られたものであったのか不明ではあるものの、次々とカスタムバージョンを出してきますね。

ボディカラーはトリュフブラウン

さらに内装は”Tartufo(イタリア語でトリュフ)”が選択されていて、内外装ともブラウンで仕上げられることになり、なんとも言えない高級感を出しています。

車のカスタムについてはいくつか方法がありますが、カラーについてはポルシェ911(997)GT3が「黒とオレンジ」で行ったような、対照的な色を使用する「コントラストカラー」、このB7のような「同系色」というものが比較的ポピュラー(ぼくは”同系色”を好む傾向があり、そのためボクスターや911では”イエロー外装にベージュ内装”、ウラカンでも”ホワイト外装にホワイト内装”を選択)。

「ALLRAD 038」と刻印されたプレートが確認でき、これは4WDということはわかりますが”038”は不明で、まさか今までに38台しか作られていない、ということはないように思います(「ALPINA Burkard Bovengrepen GmbH+Co.KG」はアルピナの正式な社名)。

アルピナB7は日本でも購入ができ、その価格は2395万円。
出力は608馬力(4.4リッターV8ツインターボ)、0-100キロ加速は4.2秒、最高速度は330キロ。
対するBMWだと7シリーズの最高峰は「BMW M760Li xDrive V12 Excellence」、こちらは610馬力(6.6L/V12ターボ)、0-100キロ加速は3.7秒、最高時速は305キロ、価格は2420万円となっています。
トランスミッションはBMW 7シリーズ、アルピナB7両方とも8速AT。

アルピナはBMWのチューニングカーと思われがちですが、実際のところアルピナは一つの自動車メーカーであり、「アルピナという個別の車種(つまりBMWではない)」。
ポルシェにおけるルーフと同じで、アルピナの場合はBMWから、ルーフの場合はポルシェからボディやエンジン、部品の供給を受け、自社で組み立てを行っている(その段階で自社独自の仕様に変更している)メーカー、となります。
なおメーターの発光色がブルーなのはアルピナの伝統ですね。

アルピナはBMWとは別メーカーとなるので、車両は日本ではBMWジャパンの扱いではなく、ニコル・オートモビルズ扱いとなりますが、実はBMWディーラーでも購入ができ、BMWジャパンの保証を受けることが可能。
ごく稀にですがBMW正規ディーラーのショールームに並ぶことがあり、何回かヤナセ系BMW販売店のショールームに展示されているのを見たことも。
余談ですがアルピナ特有のサイドに入るラインはゴールドを使用しており、非常に高価だと聞いたことがあります。

今まで数々のカスタムされたBMW i8を展示してきたBMWアブダビですが、今回はちょっと趣向を変えてアルピナB7 xDriveを展示。
ボディカラーは今までにも何度か使用された「ジャバ・グリーン」ですが、こういった大きな車に使用されると非常に新鮮に感じます。
内装はウッドとホワイトレザー仕上げで上品な仕上がりですね。

エンジンは4.4リッターV8、ツインターボにて608馬力を発生。
0-100キロ加速は3.6秒、最高速度は時速311キロ、とスーパーカー並みの走行性能を持っていることも特徴です。

アルピナおなじみのライン(シルバー?)も入っていますが、ボディカラーが薄いのでちょっと目立たないのが残念。
ラインをゴールドにして(オプションで結構高いと聞いたことがある)ホイールも同じ色味のゴールドにしたり、いっそのことラインが目立つようにラインをブラックにして(ブラックのアルピナラインは見たことがない)ホイールもグロスブラック仕上げにすると格好良いかもしれない、と考えたりします。

なおアルピナB7の価格は日本だと2365万円となっており、価格もやはりスーパーカー並みですね。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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