オペルが先日より予告していた「GTコンセプト」を公開。
フロントにカラータイヤを採用し、同様のカラースキームをボディにも採用するというアグレッシブなデザインです。
ドアはミラーやノブを持たず完全にサイドはフラッシュサーフェス化。
ドア開閉は赤い部分に仕込まれたタッチパッドによって行うとのこと。
ミラーの代わりにホイールアーチにカメラが仕込まれており、これが室内に後方の映像を投影するようですね。
エンジンは1リッター3気筒でフロントミッドに搭載。
駆動輪はもちろん後輪ですが、LSDやシーケンシャルトランスミッションも装備する本格派。
出力は145馬力で0-100キロ加速も8秒以下と速くはありませんが、操る楽しみを追求したオペルらしいモデルと言えますね。
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オペルがGTコンセプト生産の可能性。同じオペルのSUV、Mokkaのコンポーネント流用
オペルがジュネーブ・モーターショーに展示され大人気だった「GTコンセプト」を生産する可能性がある模様。
ショーの時は「単なるコンセプトであり市販は無い」と公言していましたが、あまりの反響の大きさに生産を考えざるを得なくなった模様。
オペルはGTコンセプトを生産するに当たり、これに適合したFRシャシーやコンポーネントを持ちませんが、同じオペルの「Mokka」の4WDシステム、トランスミッションを流用する可能性があるようです。
なおGTコンセプトはドアハンドルや室内の各種スイッチにおいても「タッチ式」であることが特徴で物理的なスイッチを持たないことがそのコンセプトのひとつですが、これはぜひ市販車でも再現して欲しいところ。
惜しむらくは、すでにオペルが日本市場を撤退してしまっていることですね。