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メルセデス・ベンツがGLB/GLGを発売か。Gクラスっぽいワイルドなルックスを持つ新ライン

2017/09/19

これまで何度となく噂の出ているメルセデス・ベンツ「GLB」。
今回は2019年についに発売という噂ですが、コードネーム「B24」にて開発され、次期GLAとプラットフォームを共有し、しかし車高の高いボクシーなスタイルになる、という具体的な内容です。
なおメルセデス・ベンツはコンパクトモデル/FFモデルを大量投入する意向であり、これまでの経緯を考えても「ありうる」噂だと考えられます。

この噂によれば、GLBの全長は4.55メートルとされ、これはGLAより12センチほど長い数字。
延長された「12センチ」はホイールベース拡大ではなく「リアのカーゴスペース延長」に当てられ、クラス最高のカーゴスペース容量を持つ、というのが一つのウリとなるようですね。

ルックスは「G-Forceコンセプト(画像)」に近いものになると言われますが、一方では「Gクラス」に近い無骨なデザインになる、という話も。
メルセデス・ベンツにとってGクラスは一つの「資産」だと言っていいと思我、これをほかモデルにも反映させて「活用」するのかもしれません(既存モデルではこの手法が使いにくく、新規モデルだと比較的容易)。
※これについては、別に「GLG」が登場する、とも報じられている

なお駆動方式は「ワイルドなオーフローダー風デザイン」を持つのに対して「FF」のみとされるものの、これは最近比較的多く見られる傾向で、シトロエンC4カクタス、プジョー3008、アウディC4、シトロエンC3エアクロスもやはり「FFのみ」。
近年ではトラクション性能(制御)の向上によって、必ずしも4WDではなくとも条件の悪い道路を走行できるようになったということがあると思われ、そしてFFに限定することで設計コストも大幅に下げることが可能になる、という側面もあるのでしょうね。

エンジンは4気筒が想定されており、252馬力、300馬力、450馬力、そしてハイブリッドの可能性がある、と報じられています。

関連投稿:メルセデス・ベンツが「GLB」投入か。Gクラス風のデザイン採用との噂も

メルセデス・ベンツが「GLB」を投入する模様。
命名則が示す通り「BクラスのSUV版(クロスオーバー)」となりますが、AクラスとCクラスとの中間に位置することになります(画像はメルセデス・ベンツEner-G-Forceコンセプト)。

現在のところGLBについての情報は限られているものの、一説によるとGLBは「Gクラスの小型版」になるのでは、という話。
次期Gクラスが大きく高価になることを考慮してか、もしくはGクラスのデザインを他モデルに反映させて「資産」として活用するのかは不明(もしくはその両方か)。

現在ドイツ御三家はSUV投入に積極的ですが、その結果セダン同様に「金太郎飴」化してしまっているのも事実。
その打開策としてかアウディは「Q2」でQ3やQ5とは異なるデザインを採用しており、BMWもじき発表されると思われる「X2」では他と異なるデザインを与える模様。

メルセデス・ベンツもこのままだとSUVラインアップが「全部同じ」ルックスになってしまう可能性があり、そのために「GLB」を差別化し、他メーカーからの顧客獲得を狙うのでは、と考えています。

関連投稿:メルセデス・ベンツが2019年に「ベイビーGクラス」を発売か。名称はGLBとの報道

メルセデス・ベンツが「ベイビーGクラス=GLB」発売、というウワサ(画像はEber G-フォース・コンセプト)。
Gクラスはおよそ40年ぶりにモデルチェンジを行う予定ですが、現行に比べ大きく、更に高価になる見込み。
そこでGLBが登場ということになりますが、Gクラスのような本格的オフローダーとしてではなく、SUVとしての側面が強い模様。

名称の通りGLAとGLBとの中間に位置すると想定され、メルセデス・ベンツの新しいMFA2プラットフォームを採用し、ショートホイールベースとロングホイールベースがラインアップされるという話も。
もちろん価格はGクラスよりもぐっと抑えられると見られ、Gクラス的ルックスの車が安価で購入できるとなると人気化しそうではありますね。

なおGクラスはもともと軍用車であったものがなぜか今では「富の象徴」になっており、メルセデス・ベンツのみが持ちうる、そして活用しうる資産であり、こういった展開は企業として当然なのかもしれません。

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