最近は何かとトヨタ86のCGチューンが登場していますが、新しくWinningDesignがトヨタ86をデジタルカスタム。
なんとメルセデスAMG GTの顔面をスワップしており、さらにはリバティーウォーク風の前後オーバーフェンダー、リアウイングを装着したもので、もはや86といえるのはルーフとドアくらい。
しかも「ハの字タイヤ」装着などそうとうに「暴走族」を意識したことがわかりますが、そのうちこういった車が本当に出てきそうですね。
なお、日本では昔からフェアレディZ(Z32 )をブガッティEB110風にしたり、トヨタMR-Sをポルシェ・ボクスター風にしたり、ダイハツ・コペンをやはりポルシェ911風にしたりといったカスタムが見られ、最近ではスズキ・ジムニーをメルセデス・ベンツGクラス風に改造したものも。
米国では「そのまんま本物へと近づけるレプリカ(本物に見せるのが目的)」が多いようですが、日本だと「本物に見せかける」のが目的というよりもパロディ的意味合いのほうが強いようで、国によってずいぶん嗜好が異なるのは面白いところ。
加えて軽自動車を「VWバス」風にコンバートするキットはけっこう人気があるように思われ、とくに(パロディにおいては)軽自動車のカスタムのほうが多いのかもしれません。
86においては、「けっこう本気」で走る人が多いのか、外観よりも実際に走行性能向上を目的としてチューンする人が多いようで、これもまた「特殊な方向性を持つ」車の一つですね。