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メルセデス・ベンツのヒゲ会長「次期SLはかつての威光を取り戻す、シビれる車。約束する」

投稿日:2018/03/18 更新日:

| 次期メルセデス・ベンツは次世代AMG GTと共同開発 |

ヒゲのメルセデス・ベンツ(ダイムラー)会長、ディーター・ツェッツェ氏がジュネーブ・モーターショー開催中にメディアに語ったところによると「新型SLはすでに開発中」とのこと。
現在メルセデス・ベンツSLはあまり販売が芳しくなく、しかし同会長としては「かつてメルセデス・ベンツSLは素晴らしいパフォーマンスを誇った車だった。新しいSLのゴールもそこにある」としており、新型SLは「実に素晴らしく、シビれる車になる」と語っています。

かつては「高級スポーツカー市場においてはオープンモデルがないと成功しない」とまで言われ、かつてのBMW8シリーズが成功しなかったのは「オープンがなかったから」と言われるほどでしたが、時代は一変してあまりオープンが重要視されない、というのが現在の状況。
メインマーケットとなった中国が「オープンを好まない」というためか、クーペに比べるとオープンの人気はいまひとつで、SLはモロにそのあおりを食らったのかもしれません(加えて設計が古く、既存マーケットでも魅力を発揮できない)。
もしくは、サルーンにおいてもスポーツカー同様の性能を持ちうるようになり、「高級クーペ」そのものの存在自体が不要になってしまったのかもしれませんね(SLの場合、ベントレー・コンチネンタルGTに多くがそちらに流れた可能性も)。

↓こちらがそのダイムラー会長。なかなかのシャレ者

ちょっと前には「新型SLはAMG GTに統合されて消滅」と言われたものの、今回は会長直々に「新型SLがある」と認めたことになり、これはこれで喜ばしい事態だとは思います。

なお新型SLは次期AMG GTと共同開発されていると言われ、これは「4ドアAMG GTクーペ」と「CLS」との関係によく似ているのかもしれません。
今の所新型SLについてなんの情報もなく、しかし基本は後輪駆動、4WDのオプションあり、4ドアAMG GTクーペ同様に800馬力に達するハイブリッドモデルが登場する、とも。

実際にSLを運転し、そしてAMG GTを運転してみると両者の違いは大きく、そしてSLに似たような車は他メーカーでも作り得るものの、AMG GTは他メーカーでは作れない車で、現在SLの地位が揺らいでしまったのは「そこ」に起因する可能性もありそう。
よって、次期SLでは「他で持ち得ない」パフォーマンスや高級さ、快適性を押し出すことができれば、ふたたび過去の栄光を取り戻せるかもしれませんね。

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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