| メルセデスAMG GTはまだまだその将来を諦めない |
メルセデスAMG GTのフェイスリフトモデルと思われるプロトタイプが目撃に。
AMG GTは2014年に鳴り物入りでデビューし、以降「GT S」「GT R」とバリエーションを拡大しています(一部モデルにはオープンも設定)。
そして「ブラックシリーズ」と見られるプロトタイプもニュルブルクリンクを走行している様子が目撃されていますが、今回はおそらくベースグレードの「GT」改良版と思われるスパイフォト。
メルセデスAMG GTの後期モデルは直6とV8との二本立てに?
画像を見るとレッドの個体は現行モデル、ホワイトのほうがフェイスリフト版のプロトタイプだと思われますが、ホワイトの個体はテールパイプが「丸4本出し」。
実際のところ丸4本出しのテールパイプを持つAMG GTが目撃されるのははじめてで、これが「ニューエンジン搭載ではないか」という憶測を呼ぶこととなっています。
現在AMG GTは「4リッターV8ツインターボエンジン」を搭載していますが、もしかするとAMG GT 4ドアクーペに搭載される3リッターV6+ハイブリッドに置き換えられる可能性もあり、AMG GT 4ドアクーペ(GT53)も同様の丸4本出しテールパイプを持つことがこの推測に対し拍車をかけることに。
なお現行のメルセデスAMG GTの出力は476馬力で、4ドア版のGT53(3リッター直6ターボ+ハイブリッド)は435馬力、GT63(4リッターV8ツインターボ)は577馬力。
ここで注意が必要なのは、ハイブリッドと組みあわせられるのは「直6のみ」ということで、これはスペース上の制約によるものかもしれません。
よってフェイスリフトを受けるAMG GTがハイブリッド化されるのであれば直6を搭載するということになり、直6を搭載するのであればハイブリッド化がなされる可能性が大。
そして「直6+ハイブリッド」が搭載されるのであれば、当然ながら出力は現在のAMG GT(476馬力)以上に設定されそうですが、現在の435馬力を発生する直6+ハイブリッドをこのレベルに引き上げるのは難しい作業ではなさそうですね。
なお、更にこのウワサの真実味があるところは、「実際にAMG GT 4ドアクーペはV8、直6ハイブリッド両方を搭載している」ということで、となるとV8を搭載しているAMG GTにも”直6ハイブリッドは搭載可能”という理論も導き出すことが可能(当然、AMG GT 4ドアクーペや、新しいV6+ハイブリッドも、AMG GTの直6化を視野に入れて設計されていると思われる)。
そしてAMG GTには早晩「ブラックシリーズ」が追加されることになりますが、こちらも大いに期待できるモデルだと考えています。
VIA:CARSCOOPS