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ベンツよお前もか!BMWに続きフロントグリルが巨大な新型メルセデス・ベンツSクラスが目撃。なお内装はテスラ風

2019/04/09

新型メルセデス・ベンツSクラスは色々な意味で衝撃を与えてくれそう

フルモデルチェンジを迎える新型メルセデス・ベンツSクラスが目撃に。
今回のプロトタイプはこれまでの個体に比較してカモフラージュが薄く、そしてスパイフォトグラファーはインテリアについても撮影に成功しています。

内外装について大きく変更される可能性が高く、このSクラスを皮切りに、メルセデス・ベンツはそのデザインをシフトさせることになりそうですが、ここでその内容を見てみましょう。

カモフラージュの上からでもわかる優雅さと威厳

今回はパネル等による「構造物を使用した」偽装が軽減され、残っているのはフロントの一部。
よって全体的なシルエットを把握しやすくなっていて、全体的にはこれまでになくエレガントに見えます。

たとえばフロントウインドウは傾斜がゆるくスポーティーになり、しかしルーフは後ろまで引っ張られることで後席ヘッドルームを確保しているようですが、後部乗員への配慮は将来的に投入されるであろう「マイバッハ」への配慮かも。

ヘッドライト形状も大きく変わるようで、「吊目」「(デイタイムランニングランプによる)眉毛」が確認可能。
おそらく光源はLED、そしてマトリクスLEDなんじゃないかと思われます(マトリクスLEDヘッドライトが登場してから、あまりレーザーにこだわるメーカーはなくなった)。

そして注目すべきは「フロントグリル」。
これは偽装があるとはいえど、これまでに比べて大きくなるんじゃないかと思わせる部分で、というのもフロントフードとフロントグリルとの境界部分に明確なラインがあり、つまりグリルが大きな独立パーツになるんじゃないかということ。

BMWは新型7シリーズでキドニーグリルを「従来比40%」巨大化させていますが、メルセデス・ベンツもこれに続く可能性がありそうです(フタを開ければそんなにグリルが大きくない可能性もある)。

そして新型メルセデス・ベンツSクラスは全体的に「なめらか」になった印象を受けますが、細部を見てみると「ポップアップ式ドアハンドル」「リアディフューザーをインテグレートしたリアバンパー」がそう思わせるのかもしれません。

リアから見ると、カモフラージュ越しであっても威厳そしてエレガントさを感じさせるように感じます。

新型メルセデス・ベンツSクラス最大の変化は「インテリア」

そして今回着目すべきは「インテリア」。
メインのメーター部分に加え、センターコンソール部には巨大なスクリーンがあり、その周囲にはほとんどスイッチ類が見られず、テスラ同様にこのパネルで車両の機能のほとんど(もしくは全部)を操作するのかも。

見る限りではステアリングホイール形状も変更され、スポーク部のスイッチも「物理スイッチ」から「タッチ」へと変更されるようで、ステアリングホイールによる集中コントロールがさらに加速しそう(コラムから生えるレバーも少ない)。

なお、新型メルセデス・ベンツSクラスは改良型MRAプラットフォームを使用し、エンジンは3リッター直6+ハイブリッドがメインになる、とも(もうV12エンジンの搭載は無いと思われる)。

駆動方式は4MATIC(4WD)を採用し、48Vシステム+アクティブサスペンションや、ステレオカメラによるロードスキャンを持つとされますが、現行Sクラスの持つ機能を大幅にアップデートし、名実ともにフラッグシップたるに相応しいモデルになりそう。

加えてレベル3(加速・操舵・制動を全て車両が行うが、緊急時や自動運転システムの限界時にはドライバーが操作を行う)自動運転機能を備え、そのほかにも先端テクノロジーを多数搭載する、とも言われます。

VIA:CARSCOOPS

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