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【今日のニュース:メルセデス・ベンツ編】新型Cクラスワゴンの試作車が初見参、Sクラスの偽装がほぼ解除、EQシリーズの新種が目撃に

2020/07/24

| 新型Cクラス・ステーションワゴンはなかなかに期待が持てそうだ |

さて、今日のニュース「スパイフォト」編。

まずは新型メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴンのスパイフォト。

現在メルセデス・ベンツで最も売れている車種のひとつは「GLC」つまりSUVボディのCクラスだそうですが、それでもCクラスのワゴンモデルは欧州にて強い人気を誇っており、メルセデス・ベンツとしては見捨てることはできないようですね。

なお、北米だと「ワゴン買うならSUVのほうをを買う」という風潮が強く、ワゴンには基本的に意味を見出していない、と報じられています(よって、欧州の自動車メーカーも北米にはワゴンを積極的に投入せずにニッチ市場となっており、そこでスバルが一人勝ちの状況となっている)。

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そして中国ではクーペSUVの人気が高くワゴンは敬遠される傾向にあり(見た目的に、キャビンと荷室とが一緒になっているようなデザインが敬遠されるらしい)、日本でもワゴンブームは過去のもの。

一方で欧州だと国をまたいでクルマで旅行することも多く、そして環境に厳しい地域柄もあってSUVが敬遠され、「スマートで、荷物も載るステーションワゴン」という選択肢が好まれるようですね。

2021-mercedes-c-class-estate-spy-photo-side-look

今回のCクラス・ステーションワゴンについてはまだまだカモフラージュが厚くその姿を想像しにくいものの、ウェッジシェイプにリアフェンダーの張り出し、小さなリアウインドウといったところから見て、かなりスポーティーな外観が与えられることになりそうですね。

2021-mercedes-c-class-estate-spy-photo-rear-three-quarter

参照:Motor1

もはや新型Sクラスのスタイルは隠しようがない?

そしてこちらはすでにティーザーキャンペーンが開始され、内外装の一部が明らかになっている新型メルセデス・ベンツSクラス。

見るたびにどんどん偽装が薄くなり、これまでわからなかったサイドステップの構造が明らかになっています。

2021-mercedes-s-class-spy-photo-front-view

全体的にはワイド&ローが強調され、現在のメルセデス・ベンツに採用されるデザイン言語を用いながらも各部の連続性が重視されているようにも思えます。

2021-mercedes-s-class-front-quarter-angle

加えてSクラスのボディサイズでしか実現できない「伸びやかな」プロポーションを持っており、現行世代のように「Cクラス、Eクラス、Sクラスセダンが金太郎飴に」という状況から新たな次元へと踏み出すようですね。

2021-mercedes-s-class-spy-photo-with-production-body

メルセデス・ベンツはまだまだ「EQ」シリーズを拡大?

こちらははじめて目撃された「謎のEQモデル」。

現在メルセデス・ベンツは「EQC」を発売しており、さらにはEQS、EQB、EQA、EQEへと続く予定だと言われます。

そして今回目撃されたプロトタイプについては、いずれのモデルにも当てはまらず、よって「新種」ということになりますが、メルセデス・ベンツはかなりのハイペースでEQシリーズを投入してくるということになりそう。

2022-mercedes-eqc-2-prototype-spied-first-time-8

この新型EQを見るに、EQCのスポーティー版といった印象も受け、それはウエッジシェイプを採用しているため。

EQシリーズは「ピュアエレクトリック」であるためにフロントにエンジンを積む必要がなく、そのために低いボンネットを実現できるということを主張したいのかもしれません。

2022-mercedes-eqc-2-prototype-spied-first-time-14

なお、EQSもけっこうなウェッジシェイプを持つように見受けられますが、従来の「メルセデス・ベンツ」ブランドからはトラディショナルなデザインをもつクルマ、「EQ」ブランドからは先進的で躍動感のあるデザインをもつクルマというようにそのイメージを分化させ、EQブランドでは若い人々を取り込みたいのかもしれません。

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ちなみにEVは「若い世代ほど」興味を示す傾向があるという統計も出ており、そのためにポルシェは(タイカンの発売にあたり)これまでにない「スターウォーズとのコラボ」「クリストフォーラスへのコミック掲載」「日本ではバーチャルモデルとの契約」といった、これまでにない「若者へと訴求するプロモーション」を採用。

ただし「現段階でEVは非常に高価」ということもあって、若者には手が届きにくい製品でもあり、そこにギャップが存在するということも無視はできなさそうですね。

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参照:Motor1

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