｜ ここ最近のメルセデスAMG、とくにコンパクトクラスの速さは常識はずれ ｜
さて、SportautoがホッケンハイムにメルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+を持ち込んでテストを行い、1:59.90という好タイムを記録。
メルセデスAMG CLA45に積まれるのは2リッターエンジン史上最強と言われる421PS”M139”で、トランスミッションは8速AMGスピードシフト（デュアルクラッチ）、駆動方式は4WD（4MATIC）。
0−100km/h加速は3.9秒をマークし、これはランボルギーニ・ディアブロVTやフェラーリF430、先代アウディR8 V10、ポルシェ911カレラ4GTS（997）といった、少し前のスーパーカー/スポーツカーと同等のタイムです。
メルセデスAMG CLA45 Sは安定性を生かした走りが特徴
CLA45 SはハッチバックモデルのA45 Sを「4ドアクーペにしたクルマ」ということもでき、ボディサイズは4,693ミリ（A45に比較して25センチ位長い）、車幅は1830ミリ（A45と同じ）、全高は1439ミリ（A45より1センチ低い）そして重量は1,675kg（A45よりも50kg重い）。
面白いのはタイヤ幅がA45 Sに比べて1センチ太い255幅となることで、これによってホイール幅も8.5Jから9Jへと拡大していて、数値から推測するに、CLA45はA45に比較して安定志向だということになりそうです。※A45 SのホッケンハイムGPラップタイムは2:00:07
なおCLA45 Sの価格は856万円なので、A45 Sの760万円に比較するとけっこう高くなっていますね。
メルセデスAMG CLA45 Sのタイムはどれくらいのポジションなのか
そこで気になるのがメルセデスAMG CLA45 Sのタイムが「どれくらい」なのか。
その周囲を見てみると、上にはBMW Z4 M40iの1:59.50、ニュルブルクリンクFF最速のルノー・メガーヌRSトロフィーRの1:59.20、ポルシェ911GT3RS（997）の1:59:10、そして下の方にはアウディRS5スポーツバックの1:59.70、フォード・マスタング・ブリットの1:59.80、ポルシェ718ケイマンの1:59.80。
4ドアサルーンながらも、なみいるスポーツカーと真っ向から張り合えるタイムを記録しているということになり、まさに「恐るべしメルセデスAMG」。
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