はじめてルーフから偽装が外れた新型メルセデス・ベンツSLが目撃！ドアミラーステーはウイング形状、ドアハンドルはポップアップ式

｜　そのうえスタイリングはワイド＆ロー、ルックスはずいぶんスポーティーに　｜

さて、最近チョコチョコ目撃されている新型メルセデス・ベンツのプロトタイプ。

今回ははじめてルーフからカモフラージュが外れて「ファブリックルーフ」が覗いています。

もちろん新型メルセデス・ベンツSLが現行のリトラクタブルハードトップを捨て、ソフトトップとなることは周知の事実ではあったものの、徐々に市販時の姿が明らかになってきており、いやでも期待が高まろうというものですね。

新型メルセデス・ベンツSLはAMG GTとかなり似たルックスに

そして新型メルセデス・ベンツSLはAMG GTの次世代モデルと共同開発とされるということも明言されていますが、ちょっと気になるのは「両者の棲み分け」。

メルセデスAMG GTにもオープンモデルの「ロードスター」が登場するのであれば、AMG GTロードスター、そして新型SLともにソフトトップを採用することになり、両者のポジションがかなり近くなるのではと考えています（新型SLにハードトップが採用されるのであれば、また話はちょっと違っていた）。

そして実際に今回のスパイフォトを見るに、「SL」というよりは「AMG GT」に近いという印象を強く受けます。

これまでの試作車に比較すると「より市販車に近い」完成度を持つ

そして今回のプロトタイプはパネルなどの構造的なカモフラージュがぐっと減り、よって市販時の姿を想像しやすくなっています。

フロントだとスプリッターの形状、そしてヘッドライトの形状もなんとなくわかるように。

なお、カモフラージュの下からはボディカラーと思われるメタリックグレーも覗いています。

ドアミラーのステーはほかのメルセデス・ベンツよりもちょっと長く見え、ホイールはここ最近メルセデス・ベンツ/メルセデスAMGが好んで採用する「エアロ」デザイン。

ドアハンドルはフラッシュマウント、つまりポップアップ式を採用しているようですね。

新型メルセデス・ベンツSLにはパワフルな「AMG 73」も

現時点では新型メルセデス・ベンツSLのパワートレーンについて明確な情報はなく、しかしAMGバージョンにはEQパワーにてブーストを得た800馬力の「AMG SL 73e」が登場するというウワサも。

そのほか435馬力のSL43、612馬力のSL63も有力視されており、AMG GTともどもハイブリッド化によって大きくパフォーマンスが向上することになるのかもしれません。

加えて、現行SLのGT的正確に比較し、新型SLは「ピュアスポーツ」的性格が与えられるとも言われ、そうなるとますますAMG GTとの差異が小さくなりそう。

新型SL、そしてAMG版の発表時期は定かではなく、しかし2021年に発表、そして発売（納車開始）は2022年あたりとなるという説が有力です。

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参照：Motor1