【動画】またメルセデス・ベンツSLRマクラーレン買ったのかこの人・・・。米富豪が「6台目の」SLR納車風景を公開

｜　この笑顔を見るに、よほどメルセデス・ベンツSLRマクラーレンが好きらしい　｜

その割になぜか「スターリング・モス」には興味がないようだ

さて、世界に名だたるハイパーカーを自身のガレージに納めるアメリカの大富豪、マニー・コシュビン氏。

ただし同氏は「好きなブランド、好きな車種」にこだわってクルマを購入しているようで、ポルシェ、ブガッティ、メルセデス・ベンツ、ケーニグセグ、マクラーレンあたりがお気に入りのようですね。

そして「車種」で言えばメルセデス・ベンツSLRマクラーレンを非常に愛しており、現在5台のSLRマクラーレンを所有していながら、さらに6台目のSLRマクラーレンを購入しています。

今回マニー・コシュビン氏は納車の様子を動画にて公開していますが、この嬉しそうな表情からして、本当にSLRマクラーレンが好きだということが伝わってきますね。

早速メルセデスSLRマクラーレンをチェック

マニー・コシュビン氏は常に中古市場をチェックしているといい、この個体もそういった過程にて見つけたものだそう。

これまでに3オーナー、走行も少なく、メンテナンスもしっかりなされており、まさに「出物」だったようですね。

そして同氏はメルセデス・ベンツSLRマクラーレンを知り尽くしており、さっそく実車のチェックを開始。

傷みやすいところ、傷つきやすいところをよく理解しており、その細部をとことんチェック。

付属品やマニュアルに不備がないかもチェック中。

ドアのダンパーは「泣き所」だそうで、これはガルウイングドアやディヘドラルドア、シザースドアを持つクルマの共通項だと言えそうです。

このSLRについてはダンパーがしっかりしており問題はないそうですが、もし交換が必要に慣れば「非常に高額」な出費を迫られるようですね。

そしてこのメルセデス・ベンツSLRマクラーレンの特筆すべき点はオプションの「SLR300レッド」なるインテリアが装着されていること。

同氏はこのオプションを高く評価しているようですね。

参考までに、手に持っているレトロな携帯電話もメルセデス・ベンツSLRマクラーレンの「付属品」なのだそう。

メルセデス・ベンツSLRマクラーレンとは？

メルセデス・ベンツSLRマクラーレンは、当時F1でのパートナーであったメルセデス・ベンツとマクラーレンとの協業によって誕生したスーパーカー（2004年に「クーペ」バージョン発売され、2007年に「ロードスター」が登場）。

搭載されるエンジンは5.4リッターV8+スーパーチャージャー、出力は626馬力、0-100キロ加速は3.8秒。

日本だとクーペの新車価格は5985万円、ロードスターの新車価格は7000万円に設定され、当時としては非常に高価であったことで知られます。

マニー・コシュビン氏によると、メルセデス・ベンツSLRマクラーレンのオーナーは毎年「メンテナンスA（5,000ドル＝（約53万円）」、そして2年おきに「メンテナンスB（8,000ドル＝約84万円）」を実施する必要がある、とのこと。

この時代のスーパーカーということを考えると意外と安いような気もしますが、これはあくまでも「1台」の値段なので、これが「5台」となると毎年265万円～420万円が「乗らなくても」かかるということになりますね（そして今回、6台に増える）。

なお、同氏がここまでメルセデス・ベンツSLRマクラレーンを愛するのは「ロングノーズが魅力的だから」。

たしかに近年のスーパーカーやハイパーカーはほとんどミドシップに移行しているので、こういったフロントエンジンそしてロングノーズを持つクルマが少なくなっており、しかしその割にマニー・コシュビン氏は「超ロングノーズ」なデザインを持つSLRマクラーレン”スターリング・モス”を所有していないというのがちょっと不思議なところでもあります。

メルセデス・ベンツSLRマクラーレンの納車風景動画はこちら

合わせて読みたい、メルセデス・ベンツSLRマクラーレン関連投稿

参照：Manny Khoshbin