｜ ボクはメルセデスAMG、ウィル・アイ・アムともに好きだが、この両者の結びつきをイメージできない ｜
つまりメルセデスAMGはウィル・アイ・アムのファン層にアピールしようということに
さて、メルセデス・ベンツは「AMG史上最強」、831馬力を誇るメルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンスを発表したところですが（あまり話題にならなかったな・・・）、その際ティーザー画像に写っていたのが一人の男性。
おそらくは著名人なんだろうなと考えていたのですが、メルセデス・ベンツが「ウィル・アイ・アムをメルセデスAMGのブランドアンバサダーに迎えた」と発表し、つまりこの人物がウィル・アイ・アムであったことが判明しています。
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ウィル・アイ・アムって誰？
ただ、ウィル・アイ・アムと聞いてもほとんどの人が知らないと思うのでここで説明しておくと、米ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」の中心メンバーであり、ソロでも活動するミュージシャン。
ヒップホッパーの間ではファッションアイコンとして知られ、自身でもアパレルブランド「アイ・アム・クロージング」を発表していますが（ラッパーやヒップホッパーは成功した後、なにかとアパレルブランドを立ち上げる傾向が強いようだ）、グラミー賞を7度も受賞したことがある実力派でもあります（ブラック・アイド・ピーズのアルバム、「エレファンク」はぼくの愛聴盤でもある）。
なお、ぼくとしては（たぶんぼくだけじゃないと思うけど）「なぜウィル・アイ・アム？」と疑問に思っていて、しかしメルセデスAMGによると「ウィル・アイ・アムはメルセデスAMGにとって完璧なパートナーです。なぜなら、彼は単なるカーガイではなく、常に一歩先を行き、情熱を持って革新し、新たな目標を達成するために限界を押し広げるという、我々と同じDNAを持っているからです」。
たしかにウィル・アイ・アムはけっこうなカーマニアとして知られ、自身のショップ「IAM AUTO」を持つもと言われますが、カーマニアというよりは「カスタムマニア」と表現したほうがいいかもしれません。
ウィル・アイ・アムはこんなカスタムカーを作ってきた
参考までに、過去にウィル・アイ・アムはフォルクスワーゲン・ビートルをベースにした「モンスター（1億円くらいかかったらしい）」や・・・。
デロリアンを改造したDELOR.I.AMといったクルマも手掛けています（オーテック・ザガート・ステルビオを連想させる）。
コルベットベースの「VETTE.I.AM」といったクルマも。
ベース車両不明の「ロケット」。※マクラーレンMP4-12Cという説が有力
こちらは比較的有名な、テスラ・モデルSベースのカスタムカー。
逆向きに開くコーチドアを採用していますが、他のカスタムカーでもこのドアを採用する例が多く、一定のこだわりがあるようです。
ただ、こういったカスタムカーたちとメルセデスAMGとのイメージがどうしても結びつかず、そこが「なぜ」と考える所以なわけですね。
こちらはレクサスとのコラボによる「ワイドボディのNX」。
なお、これらカスタムカーについては、ジャスティン・ビーバーの「未来的なロールスロイス」を製作したウエストコースト・カスタムズが請け負うことが多く、そしてウィル・アイ・アムとジャスティン・ビーバーとは親交があるようですね。
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ちなみにAMGは今年3月にもウィル・アイ・アムとのコラボムービーを製作しているので、この時点ではすでになんらかの（ブランドアンバサダー就任に関する）話が持ち上がっていたものと思われます。
