| ボディカラーはマットグレー、そしてカーボンとブロンズを組み合わせた渋い仕様 |
一瞬アヴェンタドールSVJかと見紛うほどの過激なエアロパーツを身にまとう「アヴェンタドールSX」が発表に。
これはチューニングカンパニー「ONYX(オニキス)」がカスタムしたもので、ベースはランボルギーニ・アヴェンタドール「S」。
なお、ONYXはベントレー、レンジローバー、ロールスロイスなど、英国の高級車に強いチューナーだけに(ONYXの拠点はロンドン)、今回アヴェンタドールを手がけたのはちょっと意外。
ただ、これまでにもフェラーリをカスタムした例もあり、スーパーカーとは無縁ではないのかもしれません。
ランボルギーニ・アヴェンタドールS ”ONYX SX”の仕様はこうなっている
ONYXが手がけたランボルギーニ・アヴェンタドールSを見てみると、まずフロントでは純正をベースにしながらも、オリジナルデザインを持つフロントバンパーが装着。
両サイドのエアインテーク形状が改められているほか、カーボン製のリップ(ウイングレットつき)も取り付けられています。
そしてフロントフードもダクト付きのものへと置き換えられ、センターにはエアインテークも追加(これらが実際に機能するかどうかは不明)。
サイドウイングは「チェンテナリオ」風。
たしかにフロントリップに設けられる前後縦方向の突起もチェンテナリオを連想させる部分ではありますね。
ホイールはセンターロック、カラーはブロンズ(前後異径っぽい)。
リアはさらに変更度合いが大きく、リアフード上にはアヴェンタドールSVJやムルシエラゴ、レヴェントンを思わせるデザインを持っているようです。
そしてエンジンフードのガラスにはONYXのアイコンが再現。
グリルをよく見ると、やはりONYXのアイコンが再現されたパターンを持つことがわかります(芸が細かい)。
さらにはリアバンパー、リアディフューザーが変更され(やはりアヴェンタドールSVJとチェンテナリオっぽい)、かつシャープな形状を持つリアウイングが装着されています。※ステーには「ONYX SX」の文字が彫られている
エンジンについては変更はなく、自然吸気6.5リッターV12エンジンを搭載し、出力は730HP。
テールパイプもノーマルのままなので、エキゾーストシステムも「変更なし」だと思われます。
アヴェンタドールSでは、このV12エンジンに7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)トランスミッションが組み合わされ、駆動方式は4WD。
0-100キロを2.9秒で走り抜け、最高速は350km/hをマークするクルマなので、パワートレーンについてはもともとカスタムの必要性はない、と考えても良さそうですね。
なお、この「ランボルギーニ・アヴェンタドールS ONYX SX」はすでにナンバーを取得しており、モナコを走る姿も目撃されています(10:27あたりに登場)。
VIA:ONYX