
| 今のところは噂の域を出ない |
さて、最近になってチョコチョコ目撃されているポルシェ・カイエン・クーペの謎プロトタイプ。
何が謎なのかと言うと、新型911のようにエキゾーストパイプが「(両端ではなく)中央に寄っていること」で、つまり991世代の911でのスポーツエギゾーストを装着した状態。
よって、この謎カイエン・クーペについて「高性能エキゾーストシステムを装着した、なんらかのハードコアモデルではないか」というウワサが飛び交っているわけですね。
ポルシェがGTの名をSUVで復活させる?
そしてつい最近もシルバーそしてオレンジの「謎」エキゾーストパイプを持つカイエン・クーペが目撃されていますが、ここで出てきたウワサが”カイエン・クーペGT”と呼ばれるニューモデルではないか、ということ。
ポルシェはかねてよりカイエン・クーペに対してハイパフォーマンスモデルを投入するのではという話があり、それは「カイエン・クーペGT5」と呼ばれることになると言われたことも。

ちなみに現在のカイエン・クーペのラインナップは「カイエン・クーペ(340馬力)」「カイエンSクーペ(440馬力)」「カイエンEハイブリッド・クーペ(462馬力)」「カイエン・ターボ・クーペ(550馬力)」「カイエン・ターボS Eハイブリッド・クーペ(680馬力)」の5つ。
ちょっと興味深いのは、「カイエン」「カイエン・クーペ」ともに「GTS」が投入されていないことで、この真意は全く不明。
つまり、カイエン「GTS」を「GT」に置き換えるのか、今後カイエンGTSを発表する傍ら、別途GTを追加するのかどうかもわからない、ということですね。

なお、今回目撃されたカイエン・クーペ”GT”については、ランボルギーニ・ウルスと同じ仕様を持つエンジンを搭載し650馬力(もしくはもっと上)を発生するとも言われていて、もしこれが実現するならば「GTS」どころか「ターボ」の領域までを超えることになりそうです。
ちなみにポルシェのヒエラルキーとしては、シンプルな「GT」が一番上(カレラGTなど)。
次いでFIAのカテゴリー分けに従い(現在は消滅したものもある)「GT1」「GT2」「GT3」「GT4」という序列があり、その下が「GTS」。

よって、もしカイエン・クーペに「GT」という名称が与えられるのであれば、それは「GT3どころかGT2やGT1も超越した存在」ということになり、そのためか「800馬力を発生する」というウワサすら出ているようですね。
VIA:CARSCOOPS