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【動画】0-100km/h加速は驚異の2.2秒!ポルシェ911はちょっとチューンすると異常に速くなる。その理由とは

2020/04/16

| 「リアエンジン」レイアウトを持つスポーツカーはポルシェ911をおいて他にない |

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アメリカはジョージア州にてチューニングビジネスを営むCicio Performance

エキゾーストシステムのみを交換するチューニングメニュー「L1」から、最大で1500馬力にまで達する「1500+」を揃えますが、今回はゼロヨンイベントに登場し、0-100km/h加速2.2秒というとんでもない加速を披露しています。

なんと最大1500馬力まで対応可能

今回イベントに登場したのは900馬力を誇る「900+」ですが、これは992世代のポルシェ911ターボSに「専用ECU」「エキゾーストシステム」「インタークーラー」「大容量インジェクター」「ビッグタービン」「8プレートクラッチ」を装着したもの。

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なお、これが「1500+」になると、さらに大きなタービン、10プレートクラッチ(10枚ははじめて聞いた)、レース用ヘッドが投入されることになって1500馬力を発生することになるわけですが、900馬力バージョンでも0-100km/hを2.2秒で加速するのであれば、1500馬力バージョンだと2秒以下に突入する可能性も。

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なお、動画を見る限りでは車高もダウンしており、ホイールも変更されているようですね。

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そしてホイールは珍しい「ADVAN」。

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なお、ポルシェ911は「リアエンジン」という特殊なレイアウトを持っており、これによってリヤタイヤに強力なトラクションがかかるという特性を持っています。

重量配分でいうと(ぼくが乗っていた997世代の911だと、車検証上で)フロントに30%、リヤに70%という極端な数字となっていて、たとえば車体重量が1500キロだとすると、前後重量配分50:50のクルマだと前後750kgづつ、しかし30:70だとフロントに450kg、リヤになんと1050kg。

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その重さの分だけリヤタイヤが地面に押し付けられるということになるわけですが、これが911の「加速力の秘密」だと言えそう。

よって、ポルシェ911はその出力に比較して「タイムが速い」傾向にありますが、実際に先日発表されたばかりの新型911ターボSの0-100km/h加速は2.7秒。

この2.7秒というのは、911ターボSよりも軽量かつパワフルなマクラーレン765LTと同様のタイムであり、ブガッティ・シロンの2.5秒を除くと世界最速の部類。

さらにチューニングカンパニー、9ffがチューニングを手がけた911だと0-100km/h加速1秒代に入る個体もあり、911はチューニングに対するポテンシャルが非常に高く、かつ「(チューニングの)コストパフォーマンスが高い」と考えても良さそうですね。

新たな加速王誕生!新型ポルシェ911ターボSの0−100km/h加速は2.7秒、インテリアは初代911ターボへのオマージュ

VIA:That Racing Channel

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