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ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJに限定モデル「Xagoエディション」追加!”土星のヘキサゴン”をモチーフにした神秘的なデザイン

2020/07/21

| デザインを行ったのはランボルギーニのパーソナリゼーション部門”アドペルソナム” |

ランボルギーニがアヴェンタドールSVJロードスターに10台のみ限定の「Xago Edition(サゴ・エディション)」を設定。

アヴェンタドールSVJロードスター自体が800台の生産に絞られるという希少なクルマですが、その中でさらに希少なシリーズ、ということになりますね。

なお、アヴェンタドールSVJロードスターの限定モデルとしては、すでに「アヴェンタドールSVJ63ロードスター」が存在し、こちらは63台のみのリミテッドエディション。

ただし今回のXagoエディションのほうがさらに少ない、ということになります。

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「アドペルソナム」では無限のカスタムが可能

このアヴェンタドールSJVロードスター Xagoエディションは、ランボルギーニの展開するパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」によってデザインされたもので、いわばその可能性を示すショーケース的な役割があるとも考えられます。

アドペルソナムは、通常のオプションの枠を超え、いわば「ワンオフ」のクルマを作るために存在し、たとえばカーコンフィギュレーターだとボディカラーや内装の仕様選択画面において、「アドペルソナムでカスタムできる(選べる)」仕様が示され、下の画面ではボディカラーのサンプル(六角形)の横に「V」のようなマークが表示されているもの。

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これらカラーはコンフィギュレーター上に出てくるものの通常オプションでは選べず、アドペルソナムを選択せねばならない、ということになり、そのコストが飛躍的にアップします(ウラカンの場合だとアドペルソナム仕様のボディカラーは150万円くらいから)。

そしてアドペルソナムでは、コンフィギュレーター上に出てくるものに加え、自分の考えたボディカラー、グラフィック等も選択でき、文字通り無限の選択肢が存在するわけですね。

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アヴェンタドールSVJロードスター「Xagoエディション」のモチーフは六角形

そして今回のアヴェンタドールSVJロードスター Xagoエディションのモチーフは「土星の六角形(ヘキサゴン)」。

この「土星の六角形」とは、土星の北極付近に存在する六角形状に見える雲で、探査船「カッシーニ」からの映像で明らかになったもの。

現時点で「なぜこの六角形状の雲が生まれるのか」原因や理由は(様々な推測があるものの)不明だとされています。

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もちろん、この「六角形」はランボルギーニが好んで用いるデザイン上のテーマでもあり、それと「土星のヘキサゴン」とをかけているのは言うまでもありません。※Xagoは六角形=Hexagonから取った名称だと思われる

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公開されたオフィシャルフォトに見られるボディカラーはマットホワイト、そしてヘキサゴンはシルバー、ドアミラー等に用いられるアクセントはブルー。

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見る範囲では、このブルー、そしてAピラーやホイールのブラックはグロス仕上げとなり、マットフィニッシュのボディカラーとコントラストを成しているようですね。

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ヘキサゴンはフロントフェンダー、ドア、リアフェンダーに用いられていますが、微妙なグラデーションとともに再現され、このペイントには相当な手間がかかっている、と思われます。

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なお、こういったグラデーションの再現にはかなりな技術が要求され、よって「高い技術を持つ」こと、「高いカスタム要求を満たす」ということを主張する手段としても用いられ、とくにマクラーレンはグラデーションを(ボディ全体に)採用したスペシャルモデルをいくつかリリースしていますね。

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なお、インテリアにも「ヘキサゴン」が採用されており、コントラストカラーを用いた切り返しも。

エクステアリア同様、相当な特別感があります。

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ランボルギーニはアドペルソナムをさらに拡大

ランボルギーニによると、7月からは各ランボルギーニディーラーにてアドペルソナムのコンサルタントを予約制にて開始するとのことで(オンラインでの対応やウェビナーも対応可能)、さらにこのアドペルソナムを拡大する意向を示しています。

Lamborghini-Ad-Personam-virtual-studio-1

アドペルソナムは2013年にスタートし、2016年には「アドペルソナムスタジオ」をオープンさせていますが、現在では販売されるランボルギーニの50%が「アドペルソナム仕様」。

そしてアドペルソナムにてカスタムされたランボルギーニの台数はこの3年で3倍にまで増加したそうですが、こうやって発表されるカスタム車両、そして公式カーコンフィギュレーター上の内容を見るに、どんどん対応できる範囲、素材、デザイン等が拡大しているようで、「これまでに見たことがない」仕様もどんどん増加中。

たとえば「アルカンターラに柄を入れる」といった技術はここ数年ではじめて可能となったものですし、高輝度塗装についてもそれは同じ。

クルマそのものの進歩はもちろん、それに使用される素材や加工技術もどんどん進歩していて、それらが随時アドペルソナムに反映されている、ということになりそうです。

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なお、ランボルギーニディーラーにはこういった「アドペルソナムのサンプル」が置かれていますが、これらサンプルについても、適宜増加してゆくことになりそうです。

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ちなみにぼくが注文したウラカンEVO RWDも「アドペルソナム仕様」。

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参照:Lamborghini

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