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【動画】ポルシェ911GT2 RSを1000万円以上かけてフルカスタム!フェラーリ純正カラーに再塗装、そして内装はフルレザー張りへ

投稿日:2020/10/21 更新日:

| 価値が下がるのを覚悟で1000万円をカスタムに投じるとは |

さて、これまでにも様々なスーパーカーやハイパーカーのディティーリングに加えラッピング、そして塗装などを公開してきたイギリスのカーショップ「トパーズ」。

今回はトパーズ史上最大レベルのカスタムとしてポルシェ911GT2RSの内装張り替え、そしてオールペンを披露しています。

ただし単に配送張り替え/オールペンと言ってもその範囲やレベルが常識の範囲を超えており、全てのカスタムにかかった費用はなんと「約1100万円」とのこと。

ちなみに「元」の状態はこちら。

911GT2RSのオフィシャルフォト同様に、もっとも典型的なカラーコンビネーションでもありますね。

まずはポルシェ911GT2RSを分解

今回オールペンそして内装の張り替えを行うにあたり、外装について「外せる部分は全て外し」、内装については文字通り「全バラし」。

内装だとまずはパネル類を外し・・・。

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カーペットまでも全部剥がし、まさにフルレストアの様相を呈しています。

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外装だとドアやバンパー、フード類も分解。

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ホイールとブレーキキャリパーもペイントを行うために取り外し。

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ボディには塗装前の下地処理を行いますが、モールどころかウインドウすらも外されていることがわかります。

なお、トパーズは「剥がせる塗料」も自社にて開発しているものの、今回はその塗料ではなく、不可逆的な「ラッカー塗装」を行う模様。

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ポルシェ911GT2RSのカスタムはこうやって進める

そしてここからはカスタム開始。

まずは外装のペイントを行うにあたり塗料を調合することになり、このカラーは「ヴェルデ・ブリティッシュ・グリーン」。

なお、このカラーはもともとフェラーリが用意しているボディカラーであり、911GT2RSのオーナーさんはこのほかにもフェラーリ488ピスタを所有しているそうなので、その488ピスタと同じボディカラーなのかもしれませんね。

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そして塗装を開始。

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ホイールもボディカラーと同じブリティッシュ・グリーンにペイントし、さらに表面に磨きをかけます。

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なお、塗装面からは「ゆず肌」を除去するため、「塗っては削り」を繰り返します。

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こちらはホイールペイント、ブレーキキャリパーペイントが完了した状態。

ブレーキキャリパーはイエローからカッパーへと変更されています。

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カスタム費用の多くはインテリアに注がれる?

そしてここからは911GT2RSのインテリアカスタム。

なんとドイツのポルシェ本社へ内装パーツを送り、ポルシェのクラシックカー部門にて張り替えてもらったそうですが、タンカラーとブリティッシュグリーンとが組み合わせられた上品な仕上がりに。

シートのセンターにはトーンの異なるグリーン、そしてサイドにはグリーンのパイピング。

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フロントトランク内もフルレザー。

周辺の金属部分までもブリティッシュグリーンにペイントされ、見える範囲はすべて再ペイントされているようですね。

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非常停止版ケースもレザー!

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内張はフルレザーとなっていますが、ロールバーまでもレザー巻き。

この車両はヴァイザッハパッケージが装着されているので、ロールバーはチタン製ということになりますが、それを贅沢にもレザーで覆ってしまったということになります。

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ヘッドレストにはパイピング、そして「ヴァイザッハ」「RS」の文字が刺繍にて再現。

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メーターパネル、メーターリング、そしてステアリングコラム、さらにはウインカーやワイパーのレバー、スイッチまでもが「レザー貼り」。

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こちらが完成した状態。

名付けて「911GT2RS SPL」!

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参照:Topaz Detailing

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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