| この新パーツは意外に効果があるのかもしれない |
さて、久しぶりに目撃された新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSのプロトタイプ。
最初にニュルブルクリンクにて目撃されたのは2019年9月で、その後は北極圏にて寒冷地テストを行う様子も目撃されており、そして今回またニュルブルクリンクへと戻ってきたということになりますね。
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見たところ,今までのポルシェ718ケイマンGT4RSと大きく変わりはないようだ
今回の画像を見るに、これまで目撃された718ケイマンGT4RSのプロトタイプと大きな差はなく、差があるとすれば助手席側のフロントウインドウ上部にアンテナのようなものが取り付けられているくらい。
おそらくは車両の状況をリアルタイムにて送信しているものと思われます。
そのほか、「RSモデルの証」ともいうべきNACAダクト、フロントフェンダー上のルーバー(シートで隠されている)も健在で、718ケイマンGT4RS特有と思われる、リアサイドウインドウ部分を活用した吸気用ダクトもこれまでの試作車同様。
ただしリアには見慣れない構造物も
リアだと巨大なリアウイング(911GT3同様のスワンネック)を持っているのも「おなじみ」ではありますが、今回目についたのは「左右テールランプのボディ中央側に取り付けられている物体」。
おそらくはリアフェンダー上のエアをダックテールスポイラーへと流すための構造物のように見えますが、これは新しく追加されたデバイスでもあり、もしかすると市販モデルに装着されるのかもしれません。
参考までに、718ケイマンのリアフェンダーからリアスポイラーへのエアの流れを「水の流れ」として見てみるとこんな感じです。
搭載されるエンジンは未だ不明
なお、新型718ケイマンGT4RSに積まれるであろうエンジンは今のところ謎のまま。
おそらくは4リッター・フラットシックス、そして出力は500馬力に達するだろうと言われています。
そしてもうひとつ「謎」なのがトランスミッションで、6速マニュアルと7速PDKの両方がラインナップされるのか、もしくはそれらのうち片方だけなのかも気になるところですね。
新型ポルシェ911GT4RSがニュルブルクリンクを走る動画はこちら
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