
| さすがにブラバスといえどもエレクトリックパワートレインに手を入れることはできなかったようだ |
それでもこのインテリアのカスタムには目をみはるものがある
さて、このところ立て続けにコンプリートカーを発表するブラバスですが、今回はポルシェのEV、タイカンを徹底的にカスタムした車両を公開。
ブラバスいわく、このタイカンは「電動ラグジュアリーカーのマスターピース」だといい、高級感あふれるエクステリア、驚きに満ちたインテリアをもってブラバスの掲げる「ブラック&ボールド」を体現した一台となっています。
なお、タイカンはピュアエレクトリックカーということもあってパワートレインには手が入らず、かつ過度なダウンフォースの追求はなされていないようで(抵抗となる)、そのメインはインテリアのアップデートということになりそうです。

そのエクステリアにはカーボンファイバー製パーツが大量装着
今回公開されたタイカンにはカーボンファイバー製パーツが装着されることとなりますが、そのインスパイア元は「ハイパーカー」だといい、ほかのマンソリーによるコンプリートカー同様にアグレッシブな雰囲気を醸し出しています。

フロントだとリップスポイラーにエアインテーク周囲のガイドが装着されて各パーツが強調されたデザインに。

エアカーテン脇にもカーボンパーツ、そしてフロントリップのサイドには先日公開されたポルシェ911ターボSカブリオレ同様のウイングレットも。

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ホイールは22インチのブラバス・モノブロック Zプラチナム・エディション(鍛造)。
おそらくはブラバス得意の車高調整式サスペンションが装着されているものと思われ、ぐっとローダウンされているようですね。

エンブレム類はブラバスのものへと交換されており、ポルシェの文字が車体から削除されているもよう。

サイド(リアホイールハウス前)にもウイングレット。

リアエンドにはテールランプとシンクロするデザインにてカーボンファイバー製のリアスポイラー。

リアディフューザーのサイズは拡大されているものの、「フェイクエキゾースト」のような類が一切ないところは「さすが」ブラバス(そんなモノで誤魔化そうとは考えない)。

なお、ホイールセンターキャップやブレーキキャリパーにもブラバスロゴが入り、ブレーキキャリパーはグリーン。

テールゲートに装着されたBRABUSバッジはカーボンファイバー、そしてグリーンのトリム。
なお、ブラバスは自社のカスタムカーにおいては「レッド」をアクセントに使用することが多く、しかしこのタイカンにて「グリーン」を採用したのはやはりエレクトリックカーだからということなのでしょうね。

ブラバスによるポルシェ・タイカンのインテリアは格別の仕上がりを持っていた
そしてこちらはこのポルシェ・タイカン最大の見どころであるインテリア。
文字通りの「フルカスタム」となり、ブラックレザーにグリーンのアクセントが装着され、ノーマルとは全く印象が異なるアクティブなイメージを打ち出しています。

シートやフロアマット、ドアインナーパネルにはブラバスのクレストを模したキルティングがなされており、メーターフードにダッシュボード、シート、センタートンネルの随所にはグリーンのアクセント。
ペダル類がアクセントカラー同様のフィニッシュとなるのもほかのブラバス製コンプリートカー同様ですね。

ステアリングホイールはアルカンターラ仕上げ、そしてシートバックにはブラバスの「マイスター」によって仕上げられたことを示すプレート付き。

後部座席にもまったく手を抜かないところもブラバスならでは。

リアトランク内のカーペットもブラバスらしいキルティングが施されるレザーです。

ブラバスがカスタムしたポルシェ・タイカンを紹介する動画はこちら
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参照:BRABUS