新型ポルシェ911ターボの試作車がニュルを走行中。「911ターボ」はノンハイブリッド+MT、「911ターボS」はHV+4WDというウワサも【動画】

｜　例によって実際に新型ポルシェ911ターボ / ターボSが発表されるまでは何もわからない　｜

ただしボクらの想像を超えるクルマとなることは間違いないだろう

さて、992世代のポルシェ911はミッドサイクルアップデートの時期に差し掛かっており、まずは911カレラ、そして911カレラGTSがフェイスリフトを受けていますが、その次に控えるのは10月に発表される911GT3だと言われます。

さらにその次に発表されるのが911ターボ / 911ターボS、そして911GT3 RSだと見られていますが、今回ニュルブルクリンクを走る新型911ターボ（もしくは911ターボS）の姿が目撃されることに。

この動画を見ると、カーボンセラミックブレーキ、センターロックホイール、ロールケージ、リアウィンドウの小さな黄色い（ハイブリッドシステムを積むことを示す）ステッカーが貼られ、このステッカーはもちろん高電圧システムの存在を示し、ハイブリッドテクノロジーをほのめかしているわけですね。

新型ポルシェ911ターボは「どんなハイブリッドシステム」を搭載？

先般フェイスリフトを受けた911カレラGTS「には「T-ハイブリッド」なる軽量ハイブリッドシステムが積まれ、これは1.9kWhサイズの高電圧バッテリー、PDKオートマチック トランスミッションの前部に統合された小型エレクトリックモーター、および電動ターボチャージャーにて構成されています。

そして興味深いことに、このハイブリッドシステムと組み合わせられるのは3リッターターボではなく「新しい3.6リッターターボ」。

もちろんこのエンジン変更は電動ターボの特性を考慮し最適化された結果ですが、今回の新しい911ターボではこの3.6リッターエンジン＋ハイブリッドへと（現在の3.7リッターツインターボが）置き換えられるというウワサもあるようです。

ただ、別のウワサでは、ポルシェは「911ターボはノンハイブリッド、911ターボではハイブリッド」といった具合にパワートレーンを分けるといった可能性が指摘されており、「911ターボにはマニュアル・トランスミッションを組み合わせた「911ターボ ツーリング」が登場するかもしれないという話が聞かれ（しかも後輪駆動化される）、しかしもちろん事実は「わからないまま」。

デザイン面だとフロントウインカーがバンパーからヘッドライト内に移されることが想定され、さらにフロントバンパー内のスラットが「水平から垂直に」なる可能性が指摘されていますが（スパイ動画にて見られる横スラットはダミーの可能性がある）、もちろんこれも発表されるまでは何一つとして「確か」ではなく、しかし一つだけ言えるのは「新型ポルシェ911ターボ、そしてターボSは完全にぼくらの想像の上を行くであろう」ということなのかもしれません。

新型ポルシェ911ターボがニュルブルクリンクを走る動画はこちら

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参照：DPCcars（YouTube）