クラシックポルシェを現代風にレストア、というとジンガーポルシェが有名ですが、今回は365をレストア&カスタムしたショップが登場。
アメリカはエセックス州にるP R Services Ltdによるものですが、1962年製のポルシェ365を「アウトロー・クーペ」として蘇らせています。
この車両自体は1962年に製造され、当初アメリカへ販売されたものですが、その後オランダへ輸入されてレストアされた後、2011年までは納屋で保管されていたもの。
それを現在のオーナーが買い取り、現在の仕様へとカスタムしたものです。
なお多数のパーツが取り付けられており、ロールケージに消火器、ラリータイマー他、現代のパーツとしてディスクブレーキ、ワンオフのステンレス製エキゾーストシステム、パワステも装着。
かつてのカレラ・パナメリカーナ・レースへの参戦をイメージしたものですが、日常でも使用可能なまでに整備されています。
内装もキルティングレザーがシートのみならずドアや内張りにも使用され、芸術的とも言える仕上がりとなっており、コレクションとしての価値も高そうですね。
なお最近はデジタルメーターを見慣れてきたせいか、逆にこう言ったクラシカルなメーターの方が高級感があるようにも感じます。