今やポルシェはSUVメーカーのようなもので、マカンは年間8万台、カイエンは73000台の販売を記録。
全体の販売は23万台程度なので、残る77000台を911やボクスター、ケイマン等で分けることになりますが、とにかくポルシェにとってSUVは今やドル箱となっています。
これはディーゼル不正事件で資金不足にあえぐVWアウディグループにとっては非常にありがたいことで、そこでポルシェ(というか親会社のVWアウディ)はマカンよりも安価なSUVを登場させようと考えているという噂が登場。
ポルシェはこれまで「安価なモデルは利益が取れないのでやらない」としていましたが、今やちょっと事情が変わってきており、方針転換の十分に理解出来る状況といえますね。
ただ、現在ポルシェはカイエンのフェイスリフト、そしてパナメーラ・スポーツツーリズモについて開発を進めており、さらにはミッションEコンセプトの市販モデルもあるので、このエントリーSUVが登場するとしても「その後」になりそうですね。
なおマカンはその名称が発表されるまで「カイエン・ジュニア=ケイジュン」と言われており、よって今回の小型SUVは「マカン・ジュニア=マジュン(マジュニアの方が日本ではしっくりきそうですが)」と仮で呼ばれているようですね。
早速レンダリングが公開されており、パナメーラ同様の911風リアセクションを持っていますが、ポルシェのSUV系はどういったリアのデザインを持つことになるのかは不明。
仮にそのうち登場する新型カイエンがパナメーラや911と共通したリアを持つとすると、マカンのフェイスリフトではやはり同様のデザインに変更されること、そして当然マジュンもこの予想レンダリングの通りのリアを持つことになりそうですね。