ポルシェ911Rがまたまた北米の中古市場に登場し、今回の価格は6600万円。
一時は1億円を超えたことを考えると随分価格も下がってきたと言えますが、北米だとポルシェ911Rの新車価格は2000万円程度なので、実に3倍以上の価格を付けていることになりますね。
今回の911Rは珍しくレーシングストライプなしですが、フェラーリのN.A.R.T.ストライプとは異なりポルシェの場合は「ステッカー」でストライプを再現しているだけなので、購入後でもステッカーの付与は容易。
走行が非常に少ないのも特徴で100キロ未満となっており、おそらくは投機目的で購入されたのちに販売されているものと思われます。
911RはGT3RSのリアウイングを取っ払い、むしろフロントフェンダーなど簡素化されている部分も多く、911カレラ系だと70万円くらいのオプションとなるPDKをマニュアルに「戻している」車両にもかかわらず、今でもいったいなぜここまで価格が上昇したのかは謎。
正直なところ、ぼくは911GT3RSの方がずっといい、と考えています。
911台限定で発売されるも一瞬で完売となり、中古価格は1億円とも言われるポルシェ911Rが3台も目撃に。
ボディカラーはシルバーとホワイト、ストライプはグリーンとレッドの両方がありますね。
ポルシェ911Rは非常に希少な車ではありますが、意外というか世界各国で目撃されているようで走行中含め画像が公開されており、納車されたオーナーさんにとってはコレクションとして保存するよりも「走らずにはいられない」ほど楽しい車なのだろう、と思います。