中井啓氏によるRWB(RAUH-Welt Begriff)より、930ベースのワイドボディ911が公開に。
同時にこのポルシェ911を制作する過程を収めた22分のドキュメンタリー映像も公開されています。
これまで同様に大きなフロントエアダム、前後オーバーフェンダー(リアは巨大)、大型リアウイングが装着に。
ボディカラーはおなじみティファニーっぽいブルーですね。
RWB(ラウヴェルト ベグリッフ)は日本(千葉県)発のブランドで、上述の中井啓氏が始めたブランド。
もともとは自身が国産車でドリフトをしていたことから走りの世界に足を踏み入れたとのことですが、その後ポルシェにて同様に走りを求めることに。
当時は低年式のポルシェが比較的安く手に入り、しかしそれをどう格好良く見せるかということで誕生したのが現在のスタイル、とのこと。
その後はポルシェでレースを行うことになりますが、最新型のポルシェに混じってレースを行ううちにパフォーマンスも追求することになり、ここで「ルックス+パフォーマンス」という図式が出来上がったのでしょうね。
なお現在は20数カ国でRWBポルシェの展開を行っているそうですが、今回のドキュメンタリーのように自らが現地へ出向き、顧客の要望に合わせて一台一台を作り上げているそうです。
いわゆる「暴走族スタイル」に分類されると思いますが、リバティーウォークとともに一つの「日本ならでは」のチューニングを確立したチューナーと言って良いでしょう。
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こちらはロシア編。
イギリス編。
ドイツ編。
ベルギーにて、RWBポルシェ(964世代の911タルガ)が目撃に。
大型化されたフロントスポイラーに極端なオーバーフェンダー、超ディープなリムを持つホイール、そしてこれまた巨大なリアウイング、という文法は健在。
今回はそれに加えてマットグレーのペイントそして鮮やかなグリーンのホイール、というこれまでとはちょっと異なる仕様ですね。
VIA:Autogespot