1990年から今まで倉庫に放置されたままのポルシェ911が発見されることに。
これは1965年に製造されたもので、現在はe-bayにて販売中。
発見された状態の時のままで販売されているそうですがオリジナルのパーツを多く残しており、ルーフの塗装が剥げている以外はかなり良いコンディションのように見えます。
航行距離は100,020キロ、価格は1500万円ほど。
ちょっと相場よりは高いように思えますが、時にクラシックカーは「何も触られていない(レストアされていない)」方が高値をつけることがあるので、今回もそのパターンかもしれませんね。
ぼくはこういった「納屋で発見」シリーズが大好きですが、それは「なぜ放置されることになったのか」というその理由、例えば持ち主を襲った不慮の事故などがあったのか、そして放置される間に帰らぬ主人を待つ車の不遇さ、といったところに想いを馳せるからなのだと思います。
加えて、「なぜ発見されることになったのか」という経緯やその後のレストアに関わるストーリーに魅力を感じるからなのでしょうね。
なお今回のポルシェ911についてはキーにキーホルダーが付いたままとなっており、それはおそらく持ち主とこの車との別れが「予期せぬ状態でやってきた」からではないか、と考えています。
VIA:CARSCOOPS