久々に見る、クロームラッピングのポルシェ918スパイダー。
クロームラッピングが登場したころはゴールドを中心に中東のオーナーがこのんでカスタムしたものですが、今ではクロームが一般的になってしまい、カスタムとしては少数派。
今回目撃されたポルシェ918スパイダーはやはり中東ナンバーで、ヴァイザッハパッケージ（カーボンパーツ、軽量ホイールなど軽量化とエアロダイナミクス向上が図られている）を装備。
走行している場所はマイアミとのことですが、クロームレッド、タイヤレターがいかにも「西海岸っぽい」印象ですね。
なおマイアミは平均所得が高く多くのスーパーカーが走行していることで知られ、ポルシェも非常に高価な高層マンションをプロデュースしたことがある地域。
そのためか、驚くべきことに「レッドクローム」という異常に派手なボディカラーを持つスーパーカーに対し、「ほとんどの人が注目していない」ことが画像から見て取ることができますが、クロームのラッピングよりはむしろそのほうが驚きです。
マイアミではブガッティ・シロンくらいじゃないと誰も見てくれないのか、そもそも車に対して興味が無いのかは不明ではあるものの、これがロンドンやモナコだとユーチューバーが群れをなして追ってきそうなのに、と思います。
もしくはマイアミ＝アートカーという印象もありますが、アーティスティックなカラーリングが好まれるのかもしれません（ほかのマイアミの画像を見ても、やはり人々はスーパーカーに注意を払っていない）。
マイアミにてパガーニ・ウアイラが2台も販売に。外装カーボンのスペシャル仕様
「マイアミ・バイス」に使用されたフェラーリが競売に。フェラーリ、ユニバーサルの証明書付
マイアミのチューニングショップ「F355」の様子。ポルシェ、フェラーリなど
ナイスなグラフィック。マイアミにてフェラーリ458のアートカー
ポルシェ918スパイダーにPURデザインの新ホイール、RS23.M2を装着した画像。
純正ホイールと大きくデザインが異なるためにかなり新鮮な雰囲気ですが、それだけホイールがイメージを左右する部分は大きい、と言えますね。
最近はポルシェでも918スパイダーだけではなく一部911においてもセンターロックホイールが採用されていますし、ランボルギーニにおいてもアヴェンタドール、ウラカンにはオプションにて設定。
この流れだお同じグループのアウディにも拡大しそうですが、そうなるとホイールの汎用性をもたせることが難しく、ホイールメーカーにとっては悩みの種になるのかもしれません（もともとポルシェはPCDが特殊で汎用性はありませんが）。
なおフェラーリにおいてはメッシュホイールやエッジが立ったホイールが純正装着されることは珍しく、メッシュや切削加工のホイールを装着するとイメージが大きく変わるかもしれませんね。
ホイールのデザインはフィン、スポーク、メッシュなどがありますが、ぼく的にはスポークで、かつカクカクした断面を持つもの、複雑な表情を持つものがお気に入りです。
ランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレッジェーラに採用されていた「RA」は非常に格好良いと思いますし、ウラカンにオプション設定される「ミマス」も格好良いと思います。
ちなみにメッシュはあまり好きではなく、その割に過去BBS「LM」「RR」を使用してきましたが、それでも（デザインはあまり好きではなかったけれど）BBSは性能的に優れていたという記憶があります。
関連投稿：自分の島とポルシェ918スパイダーを交換したい男が登場。ラ・フェラーリ、マクラーレンP1でもオーケーだ
デイトナビーチの16キロ沖に約1億円の価値を持つ島を男がその島とポルシェ918スパイダーを交換したい、と大々的にアピール。
この男性は以前にもアルファロメオやマセラティ40台を持っていたコレクターで、今回はポルシェ918スパイダーとの交換を所望（現在はポルシェ911に乗っている）。
なお彼によるとラ・フェラーリ、マクラーレンP1との交換もオーケーだそうです。
島そのものは野生のままで全く開発されておらず、しかしその島で何かしたいという人がいて、かつポルシェ918スパイダーを持っている人が見つかるケースは稀かもしれませんね。
なお今回の「交換」のもう市では初めてではなく、2013年に同じ島を対象に「フェラーリ・エンツォとの交換」を募集したことがある模様。
