| フロントバンパーとサイドステップの形状がこれまでとは異なるようだ |
これまで比較的カモフラージュの厚かった新型フォルクスワーゲン・ゴルフRですが、今回「ほぼ」偽装のない姿で目撃されることに。
「ほぼ」というのは、フロントバンパーの「ハの字部分」があえて強調されるようなデザインにてパネルが張りつけられているため。
ちなみに以前目撃されたゴルフRのプロトタイプは、同様にハの字デザインを持っていたものの、そのサイズがちょっと小ぶりであり、今回のプロトタイプとも異なる外観を持つようです。
サイドステップはゴルフGTIとも異なる新形状
さらに、今回目撃されたプロトタイプに装着されるサイドステップのリアフェンダー前にはウイングレット状の盛り上がりが設けられ、これは今までの試作車には見られなかったデザインでもありますね(ゴルフGTIともまた違う)。
そのほかブルーのブレーキキャリパー、かなりサイズの大きそうなホイールも確認でき、今回目撃されたプロトタイプが「ゴルフRの最終プロトタイプ」と考えて良いのかもしれません(そう考えると、ゴルフ8のフロントバンパーにはかなりの種類がある)。
そのほか外観で気づくのは二段重ねのリーススポイラー。
上段のスポイラーはかなりサイズが大きく、フロートマウント、そして上面は「反った」形状を持っていて、整流のほかきっちりダウンフォースを発揮しそうですね。
テールパイプは左右あわせて4本出し、そしてゴルフGTIよりは大きく見えるリアディフューザーも確認できます。
新型フォルクスワーゲン・ゴルフRの出力は333馬力?
新型フォルクスワーゲン・ゴルフRに搭載されるエンジンはおそらく2リッター4気筒ターボ、そして出力はこれまでのリークによると333馬力。
新型ゴルフGTI/ゴルフRの情報がリーク。GTIは245馬力、GTI TCRは300馬力、ゴルフRは333馬力、そしてランボルギーニ風のデザインに
なお、フォルクスワーゲンはゴルフRに「アウディRS3やTTRSに積まれる2.5リッター直列う5気筒エンジン」を積みたかったものの、アウディがそれを許さなかったとも報じられていますね。
VW「新型ゴルフRは真のドライビングマシンだ」。なおアウディの2.5リッター5気筒を使おうとしたもののアウディが「NO」を突きつけた模様
新型ゴルフRに積まれるトランスミッションはおそらくデュアルクラッチのみ、そして駆動方式は4WDという既定路線に加え、サスペンションにはゴルフGTIと同じくフロントにマクファーソンストラット、リアにはマルチリンクを採用することになりそう。
さらにアダプティブシャシーコントロール(DCC)も最新世代に進化し、4WDシステムのコントロールもバージョンアップされることになるものと思われます。
インテリアも新型ゴルフGTI同様のデザイン/装備を持つことになると思われますが、ゴルフGTIが「レッド」アクセントやレッド基調のメーターグラフィックを持つのに対し、ゴルフRではラピスブルーを用いたアクセント、そしてメーター表示が与えられる可能性が高いだろう、と考えています。
VIA:CARSCOOPS