フランスにてチャリティーイベントが開催され、そこで珍しいフェラーリが登場。
これはワンオフにて制作された「トルネード」という車で、2005年のジュネーブ・モーターショーにも登場した車。
ベースは1992年モデルの456GTだとされ、5.5リッターV12エンジンを持ち、しかしもともとの2+2レイアウトから2シーターへと変更されています(調べてもほとんど情報が出てこない)。
フロントオーバーハングが長く、厚みがあるのが特徴で、これは近年のフェラーリと大きく異なるところ。
むしろフェラーリというよりはル・マンレーサー(トヨタTS050やポルシェ919ハイブリッド、アウディR18など)を連想させますね。
エアインテークやアウトレットは「スリット」ではなく、丸い穴が縦にいくつか設けられているもので、かなり珍しいデザインかもしれません。
なおルーフは思い切りよくチョップされ、ラップラウンド風デザインに。
これがフェラーリ公認なのかどうか不明ですが(サイドのシールドエンブレムが必要以上に大きいように思われる)、時折フェラーリをベースとしたワンオフモデルには「え?」と思うようなものも。
ザガートですら、「ちょっとこれは」と言いたくなるようなコンセプトカーを製造していますね。
フェラーリは古くからレプリカの対象になったり、カスタムのモチーフとして採り入れられることが多いようですが、中には「恐ろしい」と思える車両も多く存在し、フェラーリファンが見ると卒倒しそうなものも見られるようです。
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VIA:CARSCOOPS