| ボディカラーはフェラーリ純正色 |
ランボルギーニをフェラーリ純正の「ロッソ・コルサ」にペイントした個体が登場。
ランボルギーニにもレッドはラインアップされているものの、そちらは「ロッソ・マルス」であり、つまりこのウラカンはフェラーリ純正色に「オールペンされた」ということになりそう(まさかランボルギーニがそのカスタマイゼーション・プログラム”アドペルソナム”であってもワンオフで引き受けるとは思えない)。
※”ロッソ・マルスはメタリックレッドで、画像を見るにそれよりも薄く見える”
ランボルギーニはちょっと前までレッドを避けていた
ランボルギーニにおいて、カウンタックやディアブロ時代には「レッド」が比較的ポピュラーなボディカラーではあったものの、その後の「ムルシエラゴ」ではオレンジやイエロー、グリーンといったカラーを押し出しており、レッドは少数派に。
この理由は不明ですが、「フェラーリへの対抗」「フェラーリとの差別化」といった意図があるのかもしれません。
その後しばらくオフィシャルフォトで「レッド」が使用されることはなく、しかし2011年に登場した「ガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ」にて久しぶりにレッドを採用。
この時のボディカラーが「ロッソ・マルス」で、これがそのまま後継モデルであるウラカンにも採用されることに。
「マルス」はランボルギーニの例に倣ってギリシア神話に登場する「闘神」に由来し、「アレス」としても知られる神の名前ですね。
なおこのガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレには「レッドのブレーキキャリパー」が採用されていますが、ランボルギーニのプレスリリースによると、「標準カラーとしてブレーキキャリパーにレッドを採用するのは”ランボルギーニ初”(オプションでは選べていた)」。
とにかくそれほどランボルギーニはレッドを避けていたのですが、なぜ2011年に突如レッドを押し出したのか、それはレッドが表に出なくなった時と同様に大きな謎でもありますね。
なお、このウラカンについてはボディカラーの他にも結構手が入っていて、まずホイールはチタンカラーに彩られたフロント20、リア21インチのシュトラッセ(Strasse)。
さらにはフロントスプリッター、フロントエアインテークガイド、サイドウイング、リアスポイラーが装着され、まさに一味違う仕上がりとなっていますね。
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