| モナコはこのサウンドでも合法? |
モナコにて撮影された、「直管のフェラーリF40」が走行する様子が公開に。
おそらくはこのフェラーリF40のオーナー関係者だと思われ、あちこちで走行する様子が収められています。
フェラーリF40は鋼管パイプフレームにV8ツインターボエンジンを搭載した「まんまレーシングカー」なクルマ。
とにかくフェラーリF40はスパルタン
F40は近代の限定フェラーリとは異なって快適装備はほぼ採用が見送られ、電動ドアミラーや集中ドアロックはなく、カーペットも軽量仕様となっています。
製造は1987-1992年、エンジンは2.9リッターV8ツインターボ、重量1089キロ、0-100キロ加速は3.9秒。
そして世界で初めて最高速が200マイル(時速322キロ)を突破した車としても知られますね。
加えてこの排気量で478馬力という数時から想像できる通りの「ドッカンターボ」で、極めて運転が困難な車としても有名。
かのゲルハルト・ベルガーも「雨の日はF40に乗りたくない。ガレージにしまっておくべきだ」と語るほどに運転に気を使うクルマであるようですね。
動画ではこれまたレーシングカーばりのサウンドが聴かれ、そしてオーナーもそのサウンドを誇示するかのように高回転やアクセルオフを繰り返しており、そのバブリング音(アクセルオフでパンパンいうやつ)はかなり盛大。
そこにはターボっぽいこもり音は一切なく、とにかく鋭い炸裂音には驚かされます。
それでは動画を見てみよう
こちらがモナコを炸裂音とともに走るフェラーリF40の動画、「Terrorizing the Streets of Monaco in a Straight Piped Ferrari F40 !」。
F40は普通に乗る人も多い?
フェラーリF40はスペチアーレの中でも生産台数が多いせいか、「普通に乗る」人も多い模様。
なお288GTOは生産272台、F40は1,311台、F50は349台、エンツォフェラーリは399台という生産台数です。
そのぶん相場もほかのスペチアーレに比べてちょっと安めで推移しているようですね。
こちらはフェラーリF40をディティーリングにてすっかりきれいにする動画。
こちらではフェラーリF40のプロトタイプや仕様地による違いを紹介。
エリック・クラプトン(フェラーリコレクター)もかつてF40を所有。
「まさかの」フェラーリF40をカスタムした男。