Autogespotにて、マットカラー(つや消し)の車の特集。
ランボルギーニ・ガヤルド、ランボルギーニ・アヴェンタドール、ポルシェ911、アウディR8、フェラーリF430、アストン・マーティン、ベントレー、メルセデス・ベンツ、BMWなど各車あります。
マットを再現するにはペイント、もしくはラッピングという方法がありますが、どちらも非常に高価。
ペイントだと日本車(FJクルーザーはマットのオプションがある)でも70万円くらい、ランボルギーニだと150万円くらいが必要になります。
そのうえ手入れが非常に難しそうで、ちょっとした雨ジミなどもついてしまいそうです。
高価、手入れが大変というところに「あえて」マットを選ぶ人の心意気が感じられ、それだけマットは価値が高いとも言えますね。
BMW i8をマットグレーにラッピングした車両。
それだけではなくホイールを社外品に交換→エレクトリックブルーに塗装し、内装もブルーの面積を拡大して張り替えています。
BMW i8は比較的チューナーにも人気が高く、有名なのはBMWアブダビがよく採用するACシュニッツァーですね。
なおこの車両はフロントバンパーを交換し、サイドウイングも追加しているようです。
i8は塗り分け部分やパーツが分割されている部分が多く、これらをちょっと変えるだけでも変化を演出しやすいのもチューナーのカスタム魂を刺激するのでしょうね。
オランダにて目撃されたアストンマーティンV8ヴァンテージ・ロードスター。
ピンクかつマットなラッピングが施されています。
ピンクというと中国を連想しますが、意外と欧州(ドイツ、オランダ、モナコなど)も多いようですね。
かつ、これらの国のピンクはけっこう発色が良い色が好まれるようです。
一方アメリカでは意外とピンクが少なく、硬派な色がカスタムとして選ばれる模様。
アメリカは多くの地域が車社会であり、女性も車を運転することや所有することが多いと思いますが、そのような場合でもピンクに塗ったりラッピングしているケースは少なそうに思います。
なお、この画像は寄宿制の名門学校かどこかの駐車場と思われ、名門学校の生徒の父兄の車なのかもですね。
こういった車で親がやってくるとちょっと話題にはなりそうです(もしくは先生の車か)。
マットブラウンのボディカラーを見にまとうランボルギーニ・アヴェンタドール・ロードスター。
ブラウン自体もアヴェンタドールにとって珍しい色ですが、マットとなるとさらに珍しいですね。
マットカラーは一般に手入れが難しいと言われ、塗装面の凹凸に汚れが入って落ちにくい、擦るとテカる、ちょっとした線傷も目立つ、飛び石を食らうと剥がれやすい(塗装が剥がれたところが目立ちやすい)、シミができやすい、ということが悩みの種かもしれません。
なおマットカラーはメーカーによってそれぞれ価格は異なりますが、それなりに高価なオプションであり(最近のメルセデス・ベンツは結構安い)、そのオプション費用を払うのであれば、最初はグロス(光沢あり)で追加費用無しで車をオーダーし、後にマットカラーのプロテクションフィルムもしくは透明艶なしのフィルムにてラッピングすると良いかもしれない(もし何かあると戻せますし、貼り替えも利く)、と考えたりします。
なおマットは塗装後の修正(グロス仕上げだと異物が混入しても削ってから研磨することが出来る)ができないということもあり、塗装する側にとっても相当に気を遣うものではある、とよく聞きます。
なおこういったマット特有の問題を解決するものとして、マットとグロスの中間である「サテン」が最近増加中、とはいいますね。
南アフリカより、マットなクロームゴールドでラッピングされたランボルギーニ・ムルシエラゴ。
一方ホイールやサイドのランボルギーニ・クレスト(エンブレム)はマットブラック、というこだわりを見せています。
サイドステップのオイルクーラー?の冷却口もマットブラックになっており、まとまりが良いですね。
ドイツで目撃された、マットなオリーブグリーンを身にまとうポルシェ・マカン・ターボ。
ホイールもブラックなので余計にアーミーっぽく見えますね。
これでどこかにステンシルで文字やナンバーが入っているとさらにミリタリーテイストが加速すると思われます。
ラッピングだとは思いますが、ドアミラーまでしっかりとオリーブグリーン化されており、もしかすると塗装なのかもしれません。