| 中には予想を超えるものもあった |
Motor1にて、「もっともクールなキー」というコンテンツが公開。
キーとは、そのクルマを始動するために「ヒトとクルマとをつなぐ」もので、ぼくらにとってはそのクルマにアクセスするための架け橋とも言えるもの。
ある意味ではそのクルマとのファーストコンタクトは「キー」であり、そのキーがどんな印象を与えるのか、ということは非常に大事なのかもしれません。
イケてるキーにはどんなものがあるのかを見てみよう
さて、ここで紹介されているキーを見てみましょう。
ぼくは「キー」に対してはかなりな執着を持っていますが、ここでは純正キー、カスタムキー、そして現代のものだけではなく過去のクルマのキーもピックアップしています。
テスラ・モデルS
まずはテスラのキーですが、これはクルマの形状を模したもので、見ていて楽しくなったり、まるでそのクルマが手元にあるかのような愛着を感じさせてくれるものですね。
ほかにクルマの形状をモチーフにしたキーだと、「ポルシェ」「パガーニ」あたりが有名。
アキュラ(ホンダ)NSX
初期のホンダNSXの(Ⅰ型)で採用されていたのはチタン製のキー。
非常に硬いために通常のキーショップではキーをカットできなかったと言われています。
ただしⅡ型になるとコストダウンのためにチタンからニッケル主体の合金に変更された、とのこと。
ポルシェ911(社外品)
これは社外パーツですが、Formawerxというブランドより発売されているもので、ステンレス製の削りだし。
対応は930となっていますが、「フラットシックス」をイメージした6つの穴がポルシェマニアの心をくすぐります(カラーはシルバー、ブラック、ゴールドが揃う。コレクション用として単に欲しい)。
なお、ポルシェはレーシングカーに採用するキーとキーシリンダーについてもグラム単位の軽量化を追求しており、キー自体に軽量化のためのホールが設けられたキーを使用していたことも明かされていますね。
BMW
これはi8にオプション設定されたもので、車両の情報を表示したり、各種設定が出来るもの。
ここまでハイテクなものではありませんが、BMWがは昔から(E36あたり)キーに車両の情報をストックし、キーをディーラーに渡せば車両の診断ができる、という試みを行っていましたね。
なお、ほかにハイテクなキーだと、こういった「コンセプトキー」も。
日産フェアレディZ(Z32)
ぼくも乗ってた、バブル時代のフェアレディZのキー。
これはチタン製という豪華さが特徴ですが、後期モデルだとこのチタンキーはコストダウンのために廃止されることに。
前期型の「メインキー」であったチタンが廃止され、そのため「前期型のスペアキー(普通の合金製で、樹脂のキーヘッドが付いている)」が後期型のメインキーへと昇格しています。
メルセデス・ベンツ
これはメルセデス・ベンツの「スマートキー・カード」。
今では珍しくはありませんが、このキーが採用されていた1990年代にスマートキーは珍しく、エポックメイキングなキーであったと思います。
フェラーリ
これはひと世代前のフェラーリに採用されていたキーですが、「いかにもスーパーカー」といった感じのキー。
キーをシリンダーに差し込み、スタート位置まで回してからステアリングホイール上に「START」ボタンでエンジンを始動するという独特の作法が雰囲気満点であったと思います。
厚みがあり、手に馴染むあたりは「さすがフェラーリ」。
マツダ(社外品)
社外品ですが、なんとロータリーエンジンの「ローター」をキーヘッドに用いたもの。
純正キーをカットしてローター部分に差し込むのだと思われますが、なんとも気分が盛り上がりそうなデザインです。
ケーニグセグ
こちらはおなじみケーニグセグ。
世界で最も高価なキーとしても知られ、プラチナ、ゴールド、ダイヤ入りなど様々なオプションが存在しています。
なお、過去には2800万円ほどのオプション価格をこのキーに支払ったオーナーもいた、とのこと。
以上、各メーカーの「気になるキー」でしたが、スーパーカーはやはりそれなりにキーに力を入れており、中にはアストンマーティンのようにブランドイメージと合致した「セレブ要素」と取り入れたものも。
VIA:Motor1