| グランドバーゼルは超エクスクルーシブなイベントだった |
スイスはバーゼルにて開催されたイベント「グランドバーゼル」。
スイスではチューリッヒ、ジュネーブに次ぐ3番目に大きな都市ですが、観光地としてのほか、「バーゼル・ワールド(国際腕時計見本市)」のようなフェアが多数開催されることでも知られます。
そして今回開催されたのが自動車関連イベント「グランドバーゼル」ですが、これはクラシックカーや限定車に特化した排他的なイベントで、入場できるのは限定枚数にて販売されるチケットを持つ人のみ。
なお、上の画像はワンオフにて製作されたフェラーリSP38「デボラ」。
一台のみの製造で、専用カラーにペイントされた特別なフェラーリです。
バーセルワールドに出展されるクルマを見てみよう
そのほか、出展されるのはこのメルセデス・ベンツSL300ロードスターのような希少車など。
ナンバー部分にショップと思われるプレートがついており、この場での販売や、ショップの宣伝も兼ねているのかもしれません。
こちらは予告通りバーセルワールドで発表されたテスラ・ロードスターの最新プロトタイプ。
スイスという場所柄、そしてイベントの性格にマッチしたクルマだといえそう。
なんともエレガントな、ブラックとホワイトのみでまとめられたブガッティ・シロン。
フェラーリのレーシングカー。
おそらく1960年代、そして330系のようにも見えますが、フロントやリアのエアインテークがちょっと違うようです。
そしてもう一台、ブガッティ・シロン。
こちらはボディカラーのみならず、インテリアまでもがブルーですね。
マクラーレンP1GTR。
アストンマーティン・ヴァンテージGT12。
ヴァンテージV12 Sをさらにハードコアにチューンしたモデルで、生産台数は100台のみ。
先日発表されて大きな話題となった、アウトモビリ・アモス(Automobili Amos)によるランチア・デルタ・インテグラーレの復刻版、「フューチャリスタ」。
いったんすべてランチア・デルタ・インテグラーレを分解し、カーボン外装や「3ドア化」、そして内装や機関のアップデートを施したモデルです。
登場から5年が経過しても全く魅力が色あせないポルシェ918スパイダー。
フェラーロSP38デボラの後ろ姿。
ブガッティ・ヴェイロン・グランド・スポーツ・ヴィテッセ”ブラック・ベス”。
3台のみ製造された限定モデルで(インテリアカラーがそれぞれ異なるが、ボディカラーは同じ)、かつてのブガッティ「タイプ18」がモチーフとなっています。
タイプ18の所有者は飛行家として知られるローラン・ギャロスで、自身の飛行機と同等の速さを持つクルマとして当時ブガッティ・タイプ18をオーダー。
ローラン・ギャロスはこのタイプ18に「ブラック・ベス(サラブレッドの名前)」と名付け、これがこのヴェイロンの限定シリーズの名称として用いられることに。
フェラーリ・デイトナのレーシングカー。
後ろにももう一台、ロードカーのデイトナが見えますね。
なお「デイトナ」は通称名で、フェラーリによる正式名称は「フェラーリ365GTB 4」。※1967年のデイトナ24時間レースにて、このクルマが1-3位を独占したことでメディアがそう呼び始めた、と言われる。日産GT-Rの”ゴジラ”のような感じ?
フォードGT40。
「GT40」も通称名で、正式名称は「GT」。
「40」とはその車高が40インチであったことから。