フェラーリ488系にゴールドのホイールは意外に少ない

イタリア在住のスーパーカー系ユーチューバー、Marchettino氏がフェラーリ488ピスタを動画にて紹介。
ただしこの488ピスタはこれまでネット上に登場したいずれの個体とも異なり、レッドに「ゴールド」のストライプ、ホイールを持つことが特徴です。
「ありそうでなかった」カラーリングだと考えていますが、ここでその様子を見てみましょう。
488ピスタのデザインはF8トリブートとも異なり「特別」
この車両はイタリアでの登録ですが、カリフォルニアなどアメリカのいくつかの州とは異なり、フロントにナンバープレートを装着する必要があるようですね。
なおフェラーリはそのデザインにおいてあまりナンバープレートを装着することを考えていないようで、それはおそらく「芸術性優先」のため(この割り切りは”さすが”フェラーリ)。
458イタリアに至っては、フロントにナンバープレートを装着するとそれが隠れてしまう位置に「跳ね馬(プランシングホース)」が取り付けてあり、これについても「やっぱりフェラーリは一味違うな」と感じたことを思い出します。
488ピスタのデザイン上の大きな特徴はこの「サイド」だとぼくは考えていて、サイドステップの下部が大きくえぐられ、ブラックのパーツが装着されることで「相対的に」リアフェンダーが大きく見えることに。
フェラーリ488に比較してリアのホイールハウス前部分の下側が「より地面に近く」突き出していますが、リアバンパーサイドもダクトの追加とともに外側へと張り出していて、これも大きく488GTB/488スパイダーとは異なる部分。
そしてリアウイングは「ドルフィンテール」。
このリアウイングや、リアバンパーサイドのダクトを持つのは「488ピスタならでは」とも言える部分であり、これが488GTBの後継モデル「F8トリブート」に継承されなかったことからも「いかに488ピスタが特別であるか」がわかります。
そしてリアディフューザー両サイドに「翼端を持つウイング」があるのも488ピスタの特徴。
このリア側の処理同様、フロントサイドにもアグレッシブなダクトが追加されていますね。
その後はドライブに。
シートベルトはレーシングハーネス形状でを採用しており(このクルマの性格を端的に示している)、フェラーリのエンブレムが入っているのがなんともナイス。
ほかにはこんなフェラーリ488ピスタも
こちらはぼくが(コーンズ大阪ショールームにて)見てきたフェラーリ488ピスタ。
レッドのブラック(ネイビー?)とホワイトのライン入り。
そしてこちらはシンガポールのフェラーリディラーにて展示されていた488ピスタ。
MLBのジャスティン・バーランダー選手が注文したフェラーリ488ピスタ。
ダークレッドにホワイトとブロンズのストライプが入り、ホイールもブロンズという渋い仕様です。
VIA:Marchettino